カリー・ウェブ今季3勝目! ウィーはまたも惜敗<エビアンマスターズ>
2006-07-31
USLPGAツアー、ヨーロピアン女子ツアー・エビアンマスターズ<7月26〜29日 フランス・エビアンマスターズGC 6283ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
2位のミッシェル・ウィーに1打差の首位でスタートしたカリー・ウェブが5バーディ・1ボギーの68とスコアを伸ばして通算16アンダーで優勝。今季3勝目、ツアー通算33勝目を挙げた。
ウィーの初優勝に大きな注目が集まる中、今季好調のウェブが最後に強さを見せつけた。
前半でなかなかスコアを伸ばせないウェブに対し、ウィーは9番のイーグルでウェブに並ぶと、11番パー4で2メートルを沈めて通算15アンダーとし、ボギーを打ったウェブに2打差を付けての単独首位に立った。いよいよウィーの初優勝かと期待が掛かったのだが、ウィーは13番でバンカーショットのミスからボギー。ウィー、ウェブ、デービスの3人が首位に並ぶ混戦へ。
14番で、ウェブが4メートルを沈めてバーディを奪い1歩リード。そしてウィーにとって今週は鬼門だった17番パー3。ウェブが6メートルを先に沈めてバーディ、ほぼ同じラインでインサイドに付けていたウィーの4メートルのパットは、カップ手前でわずかに切れてバーディならず、これでウェブが2打リードで最終ホールを迎えた。
最終18番は距離のないパー5(467ヤード)。前日はセカンドショットをピッチングウェッジで打ってイーグルを奪っていたウィー。土壇場でのティショットを渾身の力でドライバーを振ったが、これが左のラフへ。セカンドショットもグリーン右のバンカーへと外したのに対し、ウェブは手堅くセカンドをレイアップしピン下1.5メートルのバーディチャンスに付けた。デービスがピン下5メートルのイーグルチャンスに付けるもこのパットを外してイーグルならず。ウィーのバンカーショットもカップを通り過ぎ、パーを守ったウェブが勝利を手中に収めた。
「最後にリスクを冒してこの勝利を手放したくなかった。優勝争いは何度しても勝つまでは初優勝と同じように緊張するもの。最後の2ホールはほんとに良いプレーができた」
と、今季絶好調のウェブ。6年ぶりの賞金女王も見えてきた。
一方、またも 初優勝を逃したウィー、
「ほんとに優勝はすぐそこまで来ている。これだけ安定したプレーができることにとても大きな自信を持っている。今日の試合がこれまでで一番優勝に近かった。最後までアグレッシブに戦った自分をとても誇りに思う」
ウィーのツアー最年少優勝への挑戦はまだまだ続く。


