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プレイヤーズ UP TO DATE:すし石垣<ザ・ゴルフトーナメント in 御前崎2006より>

2006-07-31


大勢のギャラリーの前で踊れるって楽しい!

取材・文/井上兼行
写真/鈴木健夫

 すし石垣がバーディ奪取後に行う“すしダンス”も、ファンにはすっかり定着してきた。しかし今大会、ダンスは控えめだった。
「ん〜、気がそっちに入りすぎちゃうんでしょうか。バーディを取ってダンスをした後のホールでは成績が悪いんです……」
 最終日も、17番まで6バーディ、1ボギーとスコアを伸ばしていたが封印していた。実は最近、石垣は“気”について考えながらプレーをしている。というのも、昨年6月から指導を受けているトレーナーから、“プレー中に無駄な気を発することで、持久力や集中力が欠けてしまう”ということをいわれたそうだ。

 派手なパフォーマンスは、石垣の持ち味であり、ダンスをすることで元気にもなるというもの。しかし、ダンスではなく
「最終日は、見に来てくれたファンの子どもに元気をもらいながらプレーしていましたよ。3歳くらいまでの小さい子どもを見つけたら、ボールをプレゼントして握手。子どもの笑顔に元気をもらってね」
 と、踊りたい気持ちを抑えてプレー。そして迎えた18番。6メートルのバーディパットをねじ込み10アンダーにすると、それまで眠っていた火山が噴火するように、熱烈な舞を披露した。
「ファンも期待しているのが分かったし、最終ホールだし、バーディだし、もう踊らずにはいられない状況。ボールがカップに入った瞬間、体が勝手に動き出しちゃいました。激しすぎるかなって、自分で思うくらいのダンスでしたよ。でも、大勢のギャラリーの前で踊れるって本当に気持ちいい!」
 4位タイフィニッシュで471万円を獲得し、賞金ランキングも43位に浮上。念願のシード権を獲得にも、もうひとふん張り。
「ボクは、まだ発展途上。でも上昇気流に乗っていることは確かです」
 今後はプレー中ではなく、最終ホールで舞うことが多くなりそうな“すしダンス”。今回は、ガマンしての18番グリーンでの熱烈ダンスだったが、これが優勝となれば? その熱烈さは想像もできない?

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