シェリー・スタインハウアーが14年ぶりのメジャー2勝目!<全英女子オープン>
2006-08-07

USLPGAツアー、ヨーロピアン女子ツアー・全英女子オープン<8月3〜6日 英国・ロイヤルリザム&セントアンズGC 6480ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
写真/鈴木 祥
2位以下に3打差をつけて単独首位でスタートしたシェリー・スタインハウアー(米)が、最終日に一度も首位を譲ることなく、通算7アンダーで3打差を守り優勝した。92年のデュ・モーリエに続くメジャー2勝目、04年のサイベースクラシック以来2年ぶりのツアー通算7勝目を挙げた。
練習日は強風に見舞われたが、試合が始まると一転して最高のコンディションとなった今回の全英女子オープン。しかし、最終日は上位陣がバックナインに入るころ、冷たい雨が降り出し、風と雨の中での厳しい戦いとなった。
前半でスコアを1つ伸ばしたスタインハウアー。追いかけるロレーナ・オチョア、ジュリー・インクスターらがスコアを落とす中、クリスティ・カーが前半34と1つスコアを伸ばすと、インに入ってさらに3つ伸ばし首位のスタインハウアーに1打差と迫った。
しかし、カーは16番パー4でカラーから寄せきれずに手痛いボギー、6アンダーと2打差に後退。最終18番もティショットをバンカーに入れ、ここから出すことができずにこのホールをダブルボギーと、最後の最後に崩れてしまった。
4打リードで最終18番を迎えたスタインハウアー。セカンドをグリーン右のバンカーに入れてしまったが、やはり4打差は大きかった。2メートルにつけたパーパットは外したものの、ボギーパットをタップインした瞬間、スタインハウアーの優勝。ギャラリーからの大歓声に包まれた。
全英女子オープンがメジャー大会に昇格したのは01年から。スタインハウアーは98年、99年にこの全英女子オープンを連覇するなど、実に相性の良い大会だった。98年大会が開催されたのも同じこのコース、これで全英は3勝目だ。
「まるで夢の中にいるみたい。私は今本当にメジャーに勝った。あの過去の2勝がさらに輝いて見える。今朝は緊張していたが、難しい2番3番をパーで切り抜けてようやくリラックスすることができた。私の持ち球は低い球、だから全米オープンのような高く軟らかい球が要求される試合より、この全英の方が私のゲームに合っている。来年はセントアンドリュースで是非このタイトルを守りたい」
と、全英オープンには自信を見せるスタインハウアーだった。
また、期待のミッシェル・ウィーは26位タイ、アニカ・ソレンスタムは31位タイに終わった。




