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クリスティー・カーが8打差を大逆転! 今季2勝目<CNカナディアン女子オープン>

2006-08-14

USLPGAツアー・CNカナディアン女子オープン<8月10〜13日 カナダ・ロンドン・ハント&CC 6611ヤード パー72>

取材・文/武川玲子

 クリスティー・カーが8打差をひっくり返す大逆転で優勝。最終日に7バーディ・ノーボギーの65をマークし、初日から首位を守ったアンジェラ・スタンフォードを破り、今季2勝目、ツアー通算8勝目を挙げた。
 まるで“デジャ・ブー”だった。5月のフランクリン・アメリカンモーゲージ選手権、スタンフォードはカーに逆転負けを屈していた。スタンフォードにとってはまさかの悪夢の再来となってしまった。

 スタンフォードが通算13アンダーと、2位のミーナ・リーに4打差をつけ、単独首位で迎えた最終日、8打差の5位タイからスタートしたカーが、猛チャージでスタンフォードを追いかけた。
 最終組の3つ前の組を行くカーは、7番からの4連続バーディで勢いに乗り、12番パー4でも4メートルを沈めてバーディ、そして16番パー5でもバーディを奪うと12アンダーで先にホールアウト。一方のスタンフォードは、その時点では16番をプレー中で、13アンダーと1打リードを保っていた。だが、3日間冴えたスタンフォードのパッティングが、最終日に狂いを生じた。17番パー3、スタンフォードは2メートルのパーパットを外してボギー、ついにカーと並んでしまう。
 そして最終18番パー4、フェアウエーに落ちたスタンフォードのティショットは、不幸にも左のバンカーへと転がり落ちた。セカンドでなんとかでグリーンを捕らえたものの、ピンまで15メートル、ファーストパットを3メートルショートさせ、まさかの3パット。このボギーで自滅、5月に引き続き、またもやカーに優勝をさらわれてしまった。
「なんて言ったらいいのか分からない。今日は前回よりもずっとずっと良いプレーをしたと思ったのに。でも、ここからまた何かを学ぶしかない。28歳、私はまだ学んでいる途中だ」
 と、スタンフォードはがっくり。
 そして大逆転の優勝を演じたカーは、
「まったく信じられない。今日は下からのチャンスがあるとは思っていたけれど。それでも今日の自分のプレーはとても誇りに思う。先週、全英女子オープンで最後に崩れてしまったけれど、それでも大きな自信になった。アンジェラをまた逆転したことは・・・、まったくタイミングが悪かった。彼女はすばらしいプレーをした。ただ、今週は私の週だっただけ。彼女のことは大好きだし、私も2勝目を挙げるまでに時間が掛かった。アンジェラは必ず勝てるはず」
 と負けたスタンフォードにエールを贈った。
 また、日本から参戦していた不動裕理は1打及ばず予選落ち、諸見里しのぶも通算9オーバーで予選通過を果たせなかった。

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