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ウッズの勢いは止まらない!  プレーオフを制してツアー4連勝!<WGC-ブリヂストン招待>

2006-08-28

6大ツアー共催・WGC-ブリヂストン招待<8月24〜27日 米国オハイオ州・ファイヤーストーンCC 7360ヤード パー72>

取材・文/武川玲子
 
 もう誰にも止められない。タイガー・ウッズがスチュワート・シンクとの4ホールに渡るプレーオフを制して今季6勝目、ツアー通算52勝目を挙げた。これでウッズは7月の全英オープンから、ビュイックオープン、先週の全米プロ選手権に続いて出場試合4連続優勝の記録を更新、2000年の記録を塗り替える勢いだ。
 最終日はシンクに1打差の2位でスタートしたウッズ、サンデーバックナインで勢いに乗ったウッズは一時シンクに3打差リード、しかしウッズが16番パー5でボギーを打っている間にシンクが16、17番で連続バーディを奪い、ウッズと再び並んだ。
 そして、最終ホールをお互いにパーとし、通算10アンダーでプレーオフへ突入。

 プレーオフ1ホール目は18番パー4。ウッズはセカンドをグリーンオーバーし、いきなり大ピンチを迎えるが、この難しいアプローチを1.5メートルに寄せてパーをセーブ、シンクのバーディパットは惜しくもカップを通り過ぎて戦いは2ホール目と続く。
 続く17番も両者パーと分けて再び18番。ウッズはティショットを左に曲げてセカンドをグリーン手前のバンカーへ。これをピン上2.5メートルにつけたが外してしまう。そしてシンクも2.5メートルのパーパット、入れれば勝ちという場面でなんとシンクは再び勝利の女神に見放され、パットはカップの右を走り抜けた。
 そして迎えた4ホール目、粘るウッズに天候も味方した。両者がセカンドショットを打とうとするとき突如豪雨に見舞われた。激しい風と雨の中、ウッズがフェアウエーから打ったショットはピンから2.5メートル。一方、ラフから打ったシンクのショットは手前のバンカーへ。シンクはこれを2メートルに寄せるが、ウッズがこのバーディパットをついに沈めて勝負あり。その瞬間、“イエス!”と叫び、右手を力強く握りしめた。
「今日のボクはプレーオフに入れただけでもラッキーだった。それくらいスイングはよくなかった。記録は考えず常に自分との戦いだった。毎日、毎週少しでも良い選手になる努力をしていたら、最後にはきっと成功する」(ウッズ)
 奇しくもこの日、8月27日は10年前にウッズが“プロ宣言”をした記念日。この10年間に挙げた勝利は“52”、これでPGAツアー歴代5位のバイロン・ネルソンの記録に並んだ。自身の連勝記録は99年の今大会から始まり“6試合”。
 来週はウッズがホストを務めるドイツ銀行選手権、ウッズからはもう目が離せない。

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