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アニカ・ソレンスタムが、5打差を大逆転!<ステートファーム・クラシック>

2006-09-04

USLPGAツアー・ステートファーム・クラシック<8月31日〜9月3日 米国イリノイ州・ザ・レイルGC 6666ヤード パー72>

取材・文/武川玲子

 アニカ・ソレンスタムが、最終日にコースレコードタイ、LPGAツアーレコードタイの“62”をマーク。5打差を大逆転して、今季3勝目、ツアー通算69勝目を挙げた。
 まさに女王健在ぶりを見せつけた。最終日を単独首位で迎えたのはソレンスタムと同じスウェーデン出身のマリア・ヨース。ヨースは99年以来7年ぶりの3勝目を狙ったのだが、母国の先輩、ソレンスタムに阻止されてしまった。

 ソレンスタムは5打差の9位タイでスタートすると、出だしから3連続バーディを奪い、5番パー3ではチップインと猛追を開始。前半を32で折り返すと、インに入っても勢いは止まらない。11番、12番の連続バーディ、14番パー4の3メートルを沈めると、ついに15アンダーでヨースを捕らえた。だが、まだ2打差にロレーナ・オチョア、クリスティー・カーら強豪を含む8選手がひしめく大混戦だ。
 ソレンスタムが、続く15番パー5で2オンさせてバーディを奪うと、ヨースもバーディと食らいついた。しかし、ソレンスタムは手綱を緩めない。17番パー4で3メートルを沈め1打リード、そして、最終18番では6メートルをど真ん中から沈めると、勝利を確信したかのように両手を挙げて大歓声に応えた。
 10バーディ・ノーボギーという驚異的なスコアで、ソレンスタムが2打差をつけて先にホールアウト。
 このソレンスタムのプレーに圧倒されたのか、追いかける上位陣はことごとくスコアを崩した。オチョアが17番のダブルボギーで脱落、ヨースも16番パー3で、ティショットを池に入れてダブルボギーとし脱落。カーが最終18番を2打差で追ったが、イーグルとはならず、
「アニカはどこからでも優勝を狙ってくる選手、それにしても10アンダーとは驚いた」(カー)
 と舌を巻いた。結局、ソレンスタムが2位以下に2打差をつけて大逆転勝利を飾った。
「今日はロースコアを出さなければならないと思っていたけれど、ここまでスコアが出せるとは思っていなかった。5打差から追い上げて2打差をつけて優勝、これは私のキャリアの中でもとても大きなもの。今季ずっと練習を積んできたことがようやく実を結び始めた。このままの調子が続いて今季もぜひ良い終わり方をしたい」(ソレンスタム)
 今季、賞金レースで現在3位と、オチョアとウェブに遅れをとっているソレンスタム、いよいよシーズン終盤で賞金女王奪回へと巻き返しを図る。

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