今季好調のジム・フューリックが逆転優勝!<ベルカナディアン・オープン>
2006-09-11
USPGAツアー・ベルカナディアン・オープン<9月7〜10日 カナダ・ハミルトンG&CC 6946ヤード パー70>
取材・文/武川玲子
首位のジャスティン・ローズと2打差の6位タイ、9アンダーでスタートしたジム・フューリックが、最終日を6バーディ、1ボギーの65とスコアを伸ばして逆転、今季ワコビア選手権に続く2勝目、ツアー通算12勝目を飾った。
最終日は快晴となったものの、冷たい風が吹く厳しいコンディション。その中でフューリックのパッティングが冴え渡った。逆に首位でスタートしたローズには初優勝のプレッシャーがかかり、スコアを伸ばせず初優勝はお預けとなった。
フューリックが3番、4番と連続バーディを奪うと、ローズは4番パー5でボギーとし首位から脱落、フューリックは7番でもバーディを奪い、11アンダーとスコアを伸ばして首位のジョナサン・バードに1打差と迫った。
バックナインに入り、フューリックは10番パー4で4メートルを沈めてバードに並んで首位タイに。そして、バードが9番でトリプルボギーとして優勝争いから脱落、フューリックは13番、17番でバーディを奪うと2打リードして最終18番を迎えた。
最終ホールは、セカンドショットをグリーンオーバーさせたものの1.5メートルに寄せ、このパットを慎重に沈めてパーをセーブ。14アンダーで先にホールアウト、後続を待った。バート・ブライアントが、14番、17番とバーディを奪い1打差と迫るが、追い上げもここまで、フューリックが1打差で逃げ切り優勝を決めた。
「バックナインで3つスコアを伸ばすことができれば、勝てるか悪くてもプレーオフに持ち込めると思った」(フューリック)
今季のフューリックは、現在、タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソンに続いてワールドランキング3位で、賞金ランクはウッズに次ぐ2位。また、全米オープン以降の7試合でベスト4に入ったのが6回と、今最も好調な選手の一人だ。
「タイガーほどの記録はないけれど、今季の好調の原因があるとすればパッティング。まだ試合がたくさん残っているし、この調子が続くことを願っている」
というフューリック、来週はウッズと同じく世界マッチプレー選手権に出場した後、5度目となるライダーカップに出場。ウッズとともに米チームの最も手強い選手になりそうだ。
また、今田竜二が金曜日を終え、首位と1打差と好位置に付けていたが、決勝ラウンドではスコアを伸ばせず通算5アンダーの20位タイで大会を終えている。


