カリー・ウェブが今季4勝目!<ロングスドラッグス・チャレンジ>
2006-09-25
USLPGAツアー・ロングスドラッグス・チャレンジ<9月21〜24日 米国カリフォルニア州・ブラックホークCC 6212ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
5打差の首位でスタートしたカリー・ウェブ(豪)が、最終日を4バーディ・1ダブルボギーの70とスコアを2つ伸ばし通算15アンダーで、猛追するアニカ・ソレンスタム(スエーデン)に1打差で逃げ切り、今季4勝目、ツアー通算34勝目を挙げた。
新旧女王の対決。“5打差”はウェブの楽勝かと、誰しもが思った。しかし、ウェブは序盤でスコアを伸ばしながら、7番パー3でティショットを池に入れてこのホールをダブルボギー。前を行くソレンスタムが、9番パー5で12メートルのイーグルを決めてウェブに2打差と迫り、戦いはサンデーバックナインへと突入した。互いに譲らない戦いが続く中、両者の明暗を分けたのは13番だった。
3メートルのバーディトライを外したソレンスタムに対して、ウェブは1.5メートルにつけてバーディ、これでソレンスタムに3打差をつけた。だが、ソレンスタムもこのままでは引き下がらない。難易度の高い15番パー5で2メートルにつけてバーディを奪い、再び2打差。そして17番パー4で、5メートルのバーディパットを沈めてウェブに1打差と迫った。
そして最終18番、ソレンスタムのセカンドはグリーンをわずかにオーバー。
「あのアプローチは入れなければならないと思った。カリーはワールドクラスの選手、彼女がミスをしないのは分かっていたから」(ソレンスタム)
と、バーディを狙ったチップショットはわずかにカップの右を通り過ぎ、このホールはパー。14アンダーで先にホールアウトしてウェブを待つことに。
だが、ソレンスタムの言葉は正しかった。終盤、ティショットをフェアウエーウッドで確実に打ったウェブ、最終18番もグリーンをわずかにオーバーしたが、最後は80センチのパーパット。これを沈めて15アンダーを守り、1打差でソレンスタムを退け、ウェブのガッツポーズの拳が空高く上がった。
「アニカほど波に乗ると怖い選手はいない。だけど、世界一の選手に競い勝つのはとてもうれしい。あのダブルボギーのお陰でもうミスができなくなったのがよかったのかもしれない」(ウェブ)
これから秋のビックイベントが残されている。いよいよオチョア、ウェブ、ソレンスタムと女王の座を懸けてのビックレースが見物となる。
また、ルーキーのモーガン・プレッセルが12アンダーで単独3位に入り、プロ入り後初の最終日最終組を68でラウンド、今季の自己ベストを記録している。


