タイガー・ウッズ6連続優勝!<WGC-アメリカンエキスプレス選手権>
2006-10-02
6大ツアー共催・WGC-アメリカンエキスプレス選手権<9月28日〜10月1日 イングランド・ザ・グローブ 7152ヤード パー71>
取材・文/武川玲子
初日から首位を独走していたタイガー・ウッズが、最終日も67とスコアを4つ伸ばし通算23アンダー、2位に8打差をつけて圧勝。これで今季8勝目、ツアー通算54勝目を挙げた。
ウッズは4日間通して、ティショットの正確性とアイアンの切れが持続。決勝ラウンドではパットの精彩を欠いたものの、4日間の平均飛距離は3位でフェアウエーキープ率は5位、36ホール連続パーオンと安定したプレーを披露した。
8打差での優勝は、03年のベイヒル招待の11打差以来の大差。また、単独首位で迎えた最終日で優勝した勝率も38(勝)対3(負)と伸ばし、2000年の絶頂期(年間9勝)以降に取り組んだ“スイング改造”がいよいよ開花したようだ。
この優勝で、7月の全英オープン以降続いているPGAツアー出場試合・連続優勝を“6”に更新。これはウッズ自身が99年から2000年にかけて作った記録に並ぶものだ。ウッズは2週前、英国で開催されたHSBCワールドマッチプレーに出場して一回戦でショーン・ミキールに敗退している。
「これでボクの連続優勝の記録は“5”でストップした」
というウッズだが、マッチプレーは欧州ツアー。米PGAツアーとしての記録は更新ということになり、バイロン・ネルソンが1945年に樹立した最多記録の“11”に一歩近づいた。
先週、奇しくもネルソン氏が94才で他界、
「ボクの記録はまだバイロンのようやく半分になったところ。ボク自身は今日の優勝までにマッチプレーとライダーカップで2度負けたと思っているけれど、バイロンの偉大な記録を語るのはすばらしいこと。どこまで行けるかぜひ挑戦してみたい」
と連続優勝記録への挑戦に意欲を見せている。
ウッズは、この後しばらく休養。唯一出場の可能性があるのは、フナイクラシックだが、これもぎりぎりまでは分からず、確定しているのは、来月の今季最終戦、ツアー選手権だ。どうやら他の選手にとっては、“ウッズの居ぬ間”に優勝を狙うしかなさそうだ。
2位には15アンダーで、アダム・スコットとイアン・ポルター。単独4位には14アンダーでジム・フューリクが入り、日本勢は平塚哲二が通算5オーバーで50位タイ、谷口徹は13オーバーの59位タイで大会を終えている。



