韓国ツアーの洪珍珠(ホン・ヂンジュ)が圧勝!<コロン・ハナ銀行選手権>
2006-10-30
USLPGAツアー・コロン・ハナ銀行選手権<10月27日〜29日 韓国・マウナ・オーシャンゴルフ&リゾート 6381ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
米ツアーの強豪を抑え、韓国の洪珍珠(ホン・ヂンジュ)が2位以下に3打差をつけて圧勝。米ツアーメンバー以外のプレーヤーが、米ツアーを制したのは歴代15人目。
2位に4打差の首位で最終日を迎えた洪は、5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの70、最終18番をダブルボギーとしたもののスコアを2つ伸ばし、米ツアーで活躍する母国の先輩、張晶、朴セリらの追い上げを振り切り見事に勝利を手中に収めた。
23才の洪は03年にプロ入り、04年から母国の韓国ツアーで戦ってきたが、今季9月の“SKエンクリーンソルックス招待”で、ツアー3年目にしてようやく初優勝を遂げたばかり、通算2勝目は“米ツアーとの共同開催”での優勝という大きなものとなった。
「SKでの優勝が大きな自信になった。それからずっと練習を続けていたけれど、あの優勝でとてもラクにプレーできるようになった。初の米LPGAの試合もプレッシャーはなく、ともかく楽しむことを考えました。勝てたことは本当にうれしい」(洪珍珠)
洪は米ツアー優勝者として、来季の米LPGAツアーのメンバー資格を得ることができる。
「来週の日本での試合を終えてから(来季のことは)考えます」
という洪、今年は日本女子ツアーのQスクールを受験しており、8月の一次予選を突破して31日から始まる二次予選会に臨む予定だった。実は、洪の母親はずっと日本で暮らしているのだという。小学生のころから母親が月に2週間、韓国の洪を訪ねるという生活をしているという。
「寂しくありません。友達がたくさん近くにいるし。料理はしないけれど(笑)、自分で洗濯はしています」(洪珍珠)
米ツアーの資格を得たことで、来季はどこで戦うのか選択を迫られる洪。どうやらこの優勝が、洪にとって大きな人生の岐路になりそうだ。
また、2位に入った張晶は、賞金12万ドル余りを稼ぎ、今季の通算賞金が100万ドル(約1億2千万)を超えた9人目に浮上。
「私の今日の目標は賞金を100万ドルにすることだったけれど、(実際に達成してみると)100万ドルなんて、すごいわ!」(張晶)
今季は残すところあと3試合となった米LPGA、今週はいよいよ日本に上陸する。


