K・J・チョイが逃げ切って、今季初勝利!<クライスラー選手権>
2006-10-30
USPGAツアー・クライスラー選手権<10月19日〜22日 米国フロリダ州・ウエスティン・イニスブロックゴルフリゾート 7230ヤード パー71>
取材・文/武川玲子
首位スタートのK・J・チョイが、最終日を1イーグル・4バーディ・2ボギーの67とスコアを4つ伸ばし、通算13アンダー、2位以下に4打差をつけて圧勝。今季初勝利でツアー通算4勝目を挙げた。
チョイにとっては大きな勝利となった。優勝賞金95万4000ドル(約1億1000万円)を稼ぎ、賞金ランクは先週の68位から26位に大きくジャンプアップ。次週のランク30位までに与えられる「ツアー選手権」の出場を獲得、さらに来季開幕戦、ツアー勝者だけの戦い「メルセデス選手権」への切符も手に入れた。
首位のチョイ、1打差にアーニー・エルス、ポール・ゴイドス、ブライアン・ゲイという最終日は、混戦が予想された。だが、チョイは出だしの1番パー5、3ウッドで打ったセカンドショットを6メートルにつけイーグルを奪うと、そこから“2打差”を最後まで守り通した。結局、エルスらがスコアを伸ばせず、4打差で逃げ切った。
「自分でも驚くほどよいプレーができた」
とチョイは大満足だ。
今週は“フル出場”の最後の試合、ツアー選手権への出場、そして「来季のシード権」を巡る様々な戦いが繰り広げられた。
前週までランク30位のアーニー・エルス、今季初優勝も期待されたが、後半スコアを落とし、一時は「ツアー選手権」への出場も危ぶまれた。しかし、どうにか6位タイに留まり賞金ランクも27位にアップ。ウッズとミケルソンが不在の「ツアー選手権」では、エルスに大きな注目が集まりそうだ。
2位タイで終了したポール・ゴイドスは、ランク160位から97位にアップ、来季のシードを確保した。
そして、今季米ツアーに出場していた日本人選手もシーズンを終了。62位タイで大会を終えた丸山茂樹、今季の獲得賞金は115万4000ドル余り(約1億4千万円)で、ランクは前週より3つ下げて79位としたものの、2000年から7年連続シードを確保した。厳しいPGAツアーの中にいて、これは立派な成績だ。今田竜二は賞金ランク92位、ツアールーキーの丸山大輔は95位で、ともに来季のシードを見事に獲得。
残念ながらシード落ちをしたのは田中秀道。田中は02年から米ツアーにフル参戦し、ツアー4年間カードを維持していたのだが、今季の最終ランクは224位。田中の来季は、日本かアメリカかは現在「白紙」だという。一足早くオフシーズンを迎える日本人選手だが、来季も米ツアーでの活躍をぜひとも期待したい。


