日本ツアー本格参戦7年目のジープ・ミルカ・シンがツアー初優勝<カシオワールドオープン>
2006-11-27

日本男子ツアー・カシオワールドオープン<11月23日〜26日・高知県・Kochi黒潮CC 7325ヤード パー72>
取材・文/井上兼行
写真/佐々木 啓
「今年は、4月にアジアンツアーと欧州ツアー共催のボルボチャイナオープン、10月に欧州ツアーのメジャーであるボルボマスターズに優勝できました。そして、日本ツアーで勝つこともできて、最高の1年になりました」
99年から日本ツアーに本格参戦するJ・M・シン。今年はアジア、欧州での活躍をはじめ、日本ツアーでもアサヒ緑健麻生飯塚メモリアル2位などトップテン入り10回、優勝まであと一歩というところまでいた。
その好調さをキープしたまま、トップタイで迎えた最終日。5バーディ、1ボギーの68、通算16アンダーで2位に2打差をつけて悲願の日本ツアー初優勝。
「優勝までは、とても長い時間がかかりました。ボルボマスターズで優勝できたことは自信になりましたが、日本ツアーでも勝ちたかったんです」
93年にプロ入り、95年に日本ツアーに初参戦。翌年のキリンオープンで13位タイに入り賞金150万円を獲得。当時アジアンツアーを主戦場にしていたシンにとっては、その賞金額の多さは驚きだった。それから日本ツアー参戦を目指す。01年にシード権を初めて獲得するも03年にシード落ち。それでも、日本ツアーに食らいついて腕を磨いた。その成果が、今年一気に爆発した。
「今年のアジアンツアー賞金王になれたので、来年のマスターズに出られることになると思います。もし出られたら、マスターズに出場するファーストインディアン。私の最終ゴールはメジャーでの優勝です!」
日本ツアーで力をつけ、世界に羽ばたこうとしているシン。来年も、日本ツアー、米ツアー、欧州ツアー、アジアンツアーと世界中で戦う予定だ。


