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女子が圧勝で昨年のリベンジを果たす<3TOURS CHAMPIONSHIP2006 IMPACT!>

2006-12-11


JGTO、PGA、LPGAツアー・3TOURS CHAMPIONSHIP2006 IMPACT!<12月8日〜9日・千葉県・キングフィールズGC 7127(男子)、6797(シニア)、5868(女子)ヤード パー72>

取材・文/吉永達生
写真/中野義昌

 国内男子ツアー(JGTO)、シニアツアー(PGA)、そして女子ツアー(LPGA)の3団体による、ツアーの威信をかけて行われた3TOURS CHAMPIONSHIP 2006 IMPACT! 
 大会は、9ホールを1ステージ(4組)とし、各チームの代表一人ずつによるストロークプレーで行われる。各組の1位の選手に3ポイント、2位の選手に2ポイント、3位の選手に1ポイントが与えられ、チームのポイントとなる。初日、2日目、合計4ステージでの獲得ポイントの多いチームが優勝となる。
 さて、第2回を迎えた今年は、昨年、人気では一番ながら最下位に終わった女子チームが、2位以下のチームを大きく離してリベンジを果たした。

 大会初日、ファーストステージで宮里藍を温存して挑んだ女子が、シニアに1ポイント抑えて首位に立った。
「明日、勝つ確率は80パーセント!」
 と、宮里がいえば、初日の稼ぎ頭、横峯さくらも、
「優勝できる確率は95パーセント!」
 と、すでに勝利を確信。
 その言葉どおり、大会2日目の前半(サードステージ)では、女子の両エース宮里と横峯が1位となり、ともに3ポイントを獲得。2位のシニアとの差を2ポイントに広げた。
 女子の敵はシニアに絞られた。最終組までもつれ込むかと思われたが、女子はファイナルステージ第1組のシン・ヒョン・ジュ(韓国)と第2組のウェイ・ユン・ジェ(台湾)が1位となり、第3組の横峯、第4組の宮里のホールアウトを待つことなく、あっさり優勝を決めた。
 女子が合計37ポイントで優勝、2位が30.5ポイントのシニア、そして28.5ポイントのJGTOが最下位に終わった。2位に6.5ポイントをつける女子の圧勝だった。
 しかし、最下位の男子が決して女子に技術で劣っていたわけではない。
 実は、大会前から、優勝は女子、2位はシニア、3位は男子と予想されていた。それは、各ツアーの総距離が、女子とシニアに有利と感じるものになっていたから。
 男子が7127ヤードだったのに対し、シニアが6797ヤード、そして、女子は、通常のトーナメントでありえない5000ヤード台の5868ヤード(すべてパー72)だった。
 これは、昨年最下位に終わった女子、2位のシニアのために距離を考慮したためと大会サイドは説明するが、例えば、2番のパー5では男子が550ヤード、女子が441ヤードと119ヤードも前。男子はフルバックのティグラウンドを使用したが、女子は通常営業でもなかなか使わないはるか先にある小さなティグラウンドを使用していた。
 シニアも多くのホールが男子よりも前だったため、レギュラツアーに参戦している中嶋常幸、室田淳、そして、尾崎健夫にハンディを与えて戦わなければいけない男子は酷といえるだろう。
「人気ナンバーワンの女子が圧勝」という筋書きどおりの結果は、大会サイドにとって願ったりなのかもしれないが、本当に大会を盛り上げて、継続していこうとするのなら、3チームが最後まで接戦であることが必須条件。来年は公平なセッティングで、チャリティを目的とした素晴らしい大会を開催してもらいたい。

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