アーロン・バドレー(豪)が逆転優勝!<FBRオープン>
2007-02-05
USPGAツアー・FBRオープン<2月1日〜4日 米国アリゾナ州・TPCスコッツデール(7216ヤード パー71)>
取材・文/武川玲子
アーロン・バドレー(豪)が2打差を逆転し今季初勝利、ツアー通算2勝目を挙げた。
最終組のバドレーとジェフ・キーニー、共にこのスコッツデールに住居を構える地元同士の戦いとなった。2打リードの首位でスタートしたキーニーは、ルーキーながら今季は絶好調、これで3週連続首位(タイ)で最終日を迎えた。だが、ネーションワイドツアーを5年戦い抜いた強者でも簡単にPGAツアーは勝たせてくれなかった。
キーニーは前半を31とスコアを伸ばし、バドレーに3打差で後半を迎えたが、終盤バドレーが猛チャージ。15番、16番で連続バーディを奪うとキーニーに1打差。そして迎えた17番は332ヤードと距離のないパー4。このホールが明暗を分けた。キーニーはドライバーを手にして1オンを狙ったが、このティショットがグリーン左の池へと跳び込んだ。第3打を1.2メートルにつけたもののこれを外して痛恨のボギー。3メートルのバーディパットを沈めたバドレーがついに逆転、1打リードで最終ホールへ。
「アーロンは僕よりも飛ばし屋だから、あの17番はドライバーで狙って絶対にバーディを取らなければと思った。ショットはすごくよかったので自信を持って打ったのに、左にいってしまいショックだった」
と、気落ちしたキーニーは18番もボギーとし、3位に後退してしまった。
一方、バドレーは最終ホールもパーをセーブし、最終日は1イーグル・6バーディ・1ボギーの64で逆転勝利を挙げた。
「ジェフは悔しいと思うよ。僕は18番までになんとか1打差に迫ることができればと思っていたからね。あの17番は今週の最高のパットだった」(バドレー)
最終日は、記録となる9万3000人余りの大観衆が集まり、地元選手の活躍に大興奮。特に最終3ホールは大スタンドが建てられ、まるでスタジアムのような大歓声。その中での逆転劇にファンは大騒ぎだった。
また、最終日を6打差の12位で迎えた今田竜二は、5バーディ・3ボギーの69とスコアを2つ伸ばしたが、通算12アンダーの14位タイで大会を終了した。今季好調の今田はボブ・ホープでは予選落ちをしているものの、3大会でベスト20入りと安定した成績、現在フェデックスポイントも31位と好調なシーズンを迎えている。


