フィル・ミケルソンが5打差をつけて圧勝!<AT&Tペブルピーチ・ナショナルプロアマ>
2007-02-12
AT&Tペブルピーチ・ナショナルプロアマ<2月8日〜11日 米国カリフォルニア州・ペブルビーチゴルフリンクス(6816ヤード パー72)ほか>
取材・文/武川玲子
フィル・ミケルソンが最終日を9バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの66とスコアを伸ばし2位以下に5打差をつけて圧勝、今季初勝利、PGAツアー通算30勝目を挙げた。
ケビン・サザーランドと首位タイで最終日を迎えたミケルソン。5番パー3をロストボールでダブルボギーとしたが、ショット、パットは共に安定、前半で2つスコアを伸ばし、サザーランドに3打差をつけバックナインへ。
今日のミケルソンは強かった。ティショットは確実にフェアウエー、パッティングは難しいグリーンを見事に読み切った。10番、11番と連続バーディを決めると2位に4打差、そこから付け入る隙を与えず、最終18番を5打差で迎えた。ティショットは3番ウッドで確実にフェアウエーに運び、第3打はあわやイーグルかというチップショットを披露、最後は1.5メートルをバーディで締めくくり優勝。通算20アンダーは97年のマーク・オメーラと並ぶ大会記録となった。
ミケルソンは昨年マスターズを制し、その後メジャー2戦目の全米オープンを単独首位で最終ホールを迎えながら、ショットが乱れてダブルボギーの自滅、それ以降、精神的に落ち込み9月のライダーカップを最後に早々とオフを迎えていた。そして今季は3戦出場するものの上位に進出できず、再起が危ぶまれていた。
「今日勝てたことはとても満足している。これでウイングフット(全米オープン)で起こったことも認めることができて、ボクのゴルフ人生にプラスになるはず。きっとこれからはもっといいドライバーを打つことができる、少なくともそれが今の目標だ」(ミケルソン)
優勝が決まると3人の子供達を抱き上げ、エミー夫人と喜びを分かち合った。
見事な復活を遂げたミケルソンの目指すもの、もちろんそれはマスターズ連覇だ。04年にマスターズを制しメジャー初勝利を挙げ、昨年はマスターズ2勝目を挙げた。
「これまでこんなにいいドライバーを打ったことはない。フェアウエーに簡単に打つことができる。今年どんなプレーができるのか、とても楽しみだ」
ミケルソンの心はすでに4月のマスターズに向かっている。


