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ポーラ・クリーマーが1年半ぶりの優勝<SBSオープン>

2007-02-19


USLPGAツアー・SBSオープン<2月15日〜17日 米国ハワイ州・タートルベイ・リゾート パーマーコース(6578ヤード パー72)>

取材・文/武川玲子
写真/佐々木 啓

 ポーラ・クリーマー(米・20歳)が待望のツアー3勝目で開幕戦を飾った。
 7アンダーの首位タイでスタートしたクリーマーは、強風が吹く厳しいコンディションの中、パットがさえて前半で4連続バーディ。一時は11アンダーまで伸ばして5打の大量リード、このまま独走かと思われた。
 だが、ロレーナ・オチョア、カリー・ウェブらが追い上げ、7番でイーグルを奪ったフリエタ・グラナダも勢いに乗りスコアを伸ばす。

 後半11番でティショットを右の池に入れたクリーマーはダブルボギー、13番もボギーとスコアを落とし、ついにグラナダに並ばれた。しかし、幸運の女神はクリーマーに微笑んだ。
海に面した難しい17番パー4、クリーマーはピン12メートルの下りのパットを見事に決めてバーディを奪うとグラナダに1打リード。最終18番パー5もきっちりとパーセーブで9アンダーを守りグラナダを退けた。
 クリーマーは一昨年ツアーデビューし、高校生でツアー初優勝を飾ると一躍スターへと駆け上がった。しかし2年目は安定した成績を残しながらも優勝はなく、一昨年のエビアンマスターズ以来、クリーマーにとっては待ち望んだ1年半ぶりの優勝となった。
「久しぶりの優勝争いだったけれど、『私には優勝の経験があるんだ』と自分を信じてプレーをした。この優勝はこれまでのよりとても大きいわ。ずっと練習を積んできたから必ず勝てると信じていた」
 というクリーマー、オフシーズには新しいパッティングのコーチ、マイク・シャノンと練習を積み、また、試合感を失わないためにミニツアーにも参戦して開幕に臨んだ。
「今夜はお祝いをするけれど、すぐに次の試合が始まる。今季はいいスタートを切れたからもっともっと勝てるように練習を続けていきたい」
 と、すでに気持ちは翌週へと向かっていた。
 2位には、昨年末からメキメキと腕を上げているフリエタ・グラナダ、3位にはオーストラリアで2週連続優勝を飾ったばかりのカリー・ウエブ、4位には昨年の賞金女王のロレーナ・オチョア、モーガン・プレセルと蒼々たる顔ぶれが並んだ。今季のLPGAツアーはますますおもしろくなりそうだ。

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