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ヘンリック・ステンセンが昨年の覇者ジェフ・オギルビーを降す<WGC-アクセンチュアマッチプレー>

2007-02-26

6大ツアー共催・WGC-アクセンチュアマッチプレー<2月22日〜25日 米国アリゾナ州・ザ・ギャラリー・アット・ダブマウンテン(7351ヤード パー72)>

取材・文/武川玲子

 世界のトッププレーヤー64人が集まった戦いの頂点に立ったのはヘンリック・ステンセン(スウェーデン)だった。
 最終日は36ホールの優勝決定戦、ここまで勝ち上がってきたのはステンセンと昨年の勝者で全米オープン覇者であるジェフ・オギルビー(豪)だった。

 午前の18ホールはステンセンが2アップ、午後はオギルビーが勢いに乗って巻き返し、一時は逆に2アップ。しかし、9番を3パットのボギーとするとオギルビーはすっかり勢いを失い、流れはステンセンのものに。34ホール目の16番パー3。ステンセンは8アイアンで60センチにつけてバーディ、対するオギルビーは2メートルを外してバーディならず。これでステンセンの2アップ、35ホール目の17番がドーミーホールとなった。
 600ヤードパー5、ステンセンは18メートルに2オン、これを見事に寄せて、オギルビーはコンシード、ステンセンが2&1でオギルビーを下し、長い戦いが終わった。
 優勝したステンセンは2月に欧州ツアーのドバイクラシックを制したばかり。
「今日のゴルフは決してベストではなかった。それでもなんとかジェフが波に乗るのを食い止めることができた。今はこの優勝を祝うにはあまりにも疲れすぎているよ(笑)」
 と、戦いを終えてようやくリラックス。逆に大会連覇を狙ったオギルビーは
「流れはボクにあったのに、あの9番の3パットが悔やまれて仕方ない・・・。なんてバカなパットだったんだろう・・・」
 と力を落とした。
 今大会で注目だったのはむろんタイガー・ウッズの“PGAツアー出場8連勝”だった。
 ウッズは1回戦のJJ・ヘンリーを3&2で降すと、2回戦もティム・クラークに5&4と圧勝。アーニー・エルス、フィル・ミケルソン、ビージェイ・シンらビッグネームが次々と姿を消す中、ウッズの快進撃が続くのかと思われた。だが、3回戦はウッズにとってマッチプレーの天敵、ニック・オハーンが相手。ウッズは2年前、このオハーンにマッチプレーで敗れている。18ホールの戦い、ウッズは序盤でティショットが大きく乱れ、4ダウンと大ピンチ。しかし、15番でオールスクエアに戻す底力を発揮した。戦いはエキストラホールまで続き、19ホール目にウッズが1.2メートルを沈めれば勝ちという場面、このショートパットをはずし、20ホール目もボギーにしてまさかの敗退。ウッズの連勝は“7”でストップした。
「あのパットは・・・。ボールマークがあるのが見えなかった。ちゃんと見なかったボクの失敗だ。それでも去年の7月から、今まで一度もトップ3から外れなかったことはとても誇れること」(タイガー・ウッズ)
 連勝はストップしたが、今季のメジャーはこれから。ウッズの快進撃はまだまだ続きそうだ。

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