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4人のプレーオフを制し、マーク・ウイルソンがツアー初優勝<ザ・ホンダクラシック>

2007-03-06

USPGAツアー・ザ・ホンダクラシック<3月1日〜5日・米国フロリダ州・PGAナショナル・リゾート&スパ 7048ヤード パー70>

取材・文/武川玲子

 最終日のマーク・ウイルソン、ホセ・コセレス、ブー・ウィークリー、カミロ・ビレガスの4人によるプレーオフが日没サスペンデッドとなり、月曜の早朝に再開。3ホール目でウイルソンがバーディを奪い決着した。ウイルソンはプレーオフとなった17番でバーディパットを決めると両手を挙げてガッツポーズ、コセレスがバーディパットを外し長い戦いに終止符、ツアー初優勝を遂げた。
 池に囲まれ、ラフの長い厳しいコースセッティングで、上位陣がスコアを伸ばせず混戦となった最終日。最終18番は600ヤードを越す長いパー5。1打リードの単独首位でこのホールを迎えたブー・ウィークリー、しかし1メートルのパーパットを外しまさかのボギー、戦いは4人のプレーオフへともつれ込んだ。

 日没前に18番を戦った4人、ここでもウイルソンはミラクルパットで生き残った。1打目を右の池に打ち込んだウイルソンは、泥の中からスーパーショットを放ち第4打でグリーンにオン、そして14メートルのパットをねじ込んでパーをセーブ、コセレスがバーディパットを外すと日没となり、戦いは翌日へと持ち越された。
 早朝のプレーオフは10番パー4から。ここでボギーのウィークリーとビレガスが敗退、ウイルソンとコセレスの一騎討ちとなった。プレーオフ3ホール目の17番パー3、両者とものバーディチャンス。ほぼ同じラインでコセレスより外側から打ったウイルソン。2.5メートルのバーディパットはカップの右側から滑り込んだ。そしてコセレス、ウイルソンのラインを見て打った2メートル、だがエッジに蹴られて入らず、ここでも幸運の女神はウイルソンに微笑んだ。
 ツアープロがショートパットを外してしまうほどのタフな戦いを制したウイルソン。
「昨夜は正直言ってあまりよく眠れなかった。でも以前ならミスショットの後は不安になっていたのが、今回は自分を信じることができた。それがこの勝利に繋がったと思う」
 と、精神面の成長で優勝を手に入れた。
 ウイルソンはこの優勝で賞金ランクも7位に急浮上、昨年はQスクールからツアーに出場していたが、今月末まで10位内に留まることができれば、初のマスターズ出場もある。
 一方、最終日最終ホールで1メートルのパットを外し、初優勝を逃したウィークリーは
「ものすごぐ残念でならない。でもこの経験から学んだものは大きい・・・。これがゴルフというもの」
 と落ち込んでいた。

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