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タイガー・ウッズが逃げ切って優勝<WGC-CA選手権>

2007-03-26

USPGAツアー・WGC-CA選手権<3月22日〜25日・米国アリゾナ州・ドラルGリゾート&スパ ブルーC 7266ヤード パー72>

取材・文/武川玲子

 タイガー・ウッズが最終日73とスコアを1つ落としながらもブレット・ウェターリックを振り切り優勝、今季2勝目、ツアー通算56勝目を挙げた。
 2週前のアーノルド・パーマー招待では、最終日後半を43というワーストスコアを記録したウッズだったが、マスターズを目前に見事に復活した。

 最終日は2位のウェターリックに4打差で迎えたウッズ、出だしの1番でバーディを奪ったが、その後はパットが決まらずなかなかスコアを伸ばせない。だが追いかけるウェターリックも1番をボギーとするなど前半はウッズに迫ることができない。インに入ってウッズが6打リードで独走、だが終盤ウェターリックが粘りを見せた。14番でバーディを奪うと4打差、16番距離のないパー4でバーディを決めると3打差に迫った。そして迎えた17番、ウェターリックは1.8メートルのバーディチャンス、決めれば2打差となり逆転優勝の可能性も出てくる大事なパット。しかし、わずかに切れてバーディならず、最後のチャンスもものにできずに3打差のまま18番パー4を迎えた。
 18番は左が池に囲まれた難しいパー4(426ヤード)。ここでウッズが手にしたのは3アイアンだった。
「もし2打差だったらドライバーを握らなければならなかった。だけど3打差。ブレットがバーディを取ってもボクは5で勝てる」(ウッズ)
 ウェターリックがピン下1.5メートルのバーディチャンス。これを見たウッズは、さらに8アイアンでフェアウエーに刻んだ。そして計画通りに第3打でピン8メートルにつけ、下りの難しいラインを見事に読んでカップ30センチに寄せた。結局ボギーとしたものの3打差は勝つには十分、バーディパットを外したウェターリックに2打差をつけての優勝。
「優勝してマスターズを迎えるのは実に気持ちがいい」(ウッズ)
 今季からのスケジュール変更で、プレーヤーズ選手権の代わりに今大会が実質マスターズの前哨戦。2週前の苦い思いを払拭し、今大会3年連続6度目の優勝という記録も作ったタイガー・ウッズ。次戦はいよいよマスターズだ。
 一方、日本から参戦した谷原秀人は通算17オーバーで70位、片山晋呉は通算20オーバーの72位と振るわなかった。

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