モーガン・プレッセルが最年少記録でツアー初優勝<クラフトナビスコ選手権>
2007-04-02
USLPGAツアー・クラフトナビスコ選手権<3月29日〜4月1日・米国カリフォルニア州・ミッションヒルズCC 6673ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
モーガン・プレッセル(米)が大逆転。ツアー2年目にして初優勝をメジャー制覇で飾った。18歳10カ月のプレッセルは、1968年サンドラ・ポストの20歳19日のメジャー最年少優勝の記録も更新した。
「信じられない・・・」
と一言、あとは涙で声にならなかった。
最終日、プレッセルは4打差9位でスタート。硬いグリーンと難しいピン位置で上位陣のスコアが伸びない中、3バーディ・ノーボギーとこの日のベストスコアをマーク、通算3アンダーで先にホールアウトした。
それまで首位を守っていたのはスーザン・ペテルセン。6アンダーまでスコアを伸ばし独走するかと思われた。しかし、終盤に悪夢が待っていた。15番でボギーとしてスコアを落としたペテルセン、16番パー4ではティショットを右ラフに入れると、強引に狙った第2打が木に当たり2オンできずにこのホールをダブルボギー。17番もボギーとし、プレッセルに首位を譲ってしまった。
最後の望みをかけた18番パー5、第3打をピン8メートルにつけバーディを狙ったが、わずかに届かず、この瞬間にプレッセルの優勝が決まった。
プレーオフに備えてレンジでボールを打っていたプレッセルは、勝利が決まると涙が溢れ出した。
「夢がかなった! 最終18番の3メートルのバーディパットを決めればチャンスがあると思った。亡くなった母がいつも私を見守ってくれている。きっと今日は私を誇りに思うはず」
ゴルフ好きの祖父母に育てられたプレッセル、恒例の18番の池へのダイブには、祖母とキャディの手を取って思いっきり飛び込んだ。
プレッセルがまだアマチュアだった2年前、全米女子オープンで優勝を目前にして悔し涙を流した。今日の勝利はその悔しさをバネに勝ち取ったものだった。
一方、先週に続き2位に甘んじたペテルセン、
「先週の2位は満足だったけれど今日の2位は残念でならない。でもいつか私が勝つ日が必ずくる」
と、悔し涙を滲ませた。
メジャー初優勝が期待されたロレーナ・オチョアは、3日目のパー3での7が響いて通算1オーバーの10位。宮里藍は最終日に伸ばしきれずに通算3オーバーので15位タイ、不動裕理は9オーバーの38位タイ、横峯さくらは11オーバーの44位タイ、大山志保は最終日にイーブンと踏ん張たものの通算12オーバーの47位で大会を終えた。



