プレイヤーズ UP TO DATE:倉本昌弘<つるやオープンより>
2007-04-23

若い連中は何をやっているんだ!
取材・文/井上兼行
写真/中野義昌
51歳の倉本昌弘が、存在をアピールする2位タイでフィニッシュ。
「距離も長いほうではないし、グリーン周りではテクニックを要するコースだから年寄り向きかもしれないけど、若い連中は何をやっているんだ! でも、ボクが活躍していたころに見てくれていた世代のギャラリーが大勢いる中での久々の優勝争い。楽しかったですよ」
現在の主戦場は、米シニアのチャンピオンズツアー。数少ない日本ツアー参戦の中でも、しっかり成績を出すあたりはさすがポパイ。それも、前週に手術したばかりでの2位タイだから驚きだ。
2000年に心臓弁膜症の手術を受けたが、その際に胸骨を接合するためにつけていた6つリング状の器具のうち一つが破損。スイングには影響がなかったが、下にあるものを取るときなどに痛みを覚えた。そこで、5センチほどメスを入れて、約1時間の修復手術を大会前週の月曜に実施した。
「10日に退院して、その後2、3日は家で安静。大会には、体を動かすために来たんだよ」
という中での上位進出。それだけに、低迷する男子ツアーで若手選手に元気がないのは歯がゆい。
「しばらく日本を離れます。チャンピオンズツアーでの今年の目標は、まずは来年の出場権を得るために賞金ランキング30位以内に入ること。それが優勝につながると思うんです」
シニアプレーヤーとは呼べないほど、元気いっぱいの倉本。今度は海の向こうから若手選手に喝を入れる。


