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シルビア・カバレリがイタリア人初のツアー優勝<コロナ選手権>

2007-04-30

USLPGAツアー・コロナ選手権<4月26日〜29日・メキシコ・トレスマリアス・レジデンシャルGC 6600ヤード パー73>

取材・文/武川玲子

 世界一のロレーナ・オチョアを破り、シルビア・カバレリがイタリア人として初のLPGA勝利を挙げた。
 ソレンスタムを抜いて世界一の座についたオチョアを一目見ようと地元メキシコでの開催に多くのファン、そして、メキシコのカルデロン大統領も駆けつけた。
 そのオチョア、カバレリ、フリエッタ・グラナダの3人が首位でスタートした最終日。オチョアが4番でバーディを奪い、一歩抜け出すとコース中が沸き上がった。しかし、カバレリが5番から3連続バーディ、9番10番と連続バーディを奪ってスコアを伸ばすと、オチョアに2打リードで戦いは後半へともつれ込んだ。

 オチョア、グラナダもスコアを伸ばすが、今日のカバレリは完璧だった。オチョアが12番でバーディを奪い1打差に迫ると、すぐに13番でカバレリもバーディを奪い突き放した。
 オチョアはアグレッシブに攻めるが、なかなかバーディが決まらず追いつくことができない。そして17番パー4、カバレリは2.5メートルを沈めてバーディを奪うとオチョアに3打差で最終ホールを迎えた。
 18番は“ロレーナ”コールの嵐だった。
“ロレーナ・we love you!”、そして“メキシコ! メキシコ!”と大歓声。その中でオチョアは最終18番でバーディを決めて見せた。だが7バーディ・ノーボギーとスコアを7つ伸ばしたカバレリがオチョアを2打差で抑え、通算20アンダーで初優勝を飾った。
「みんなの前でなんとしても勝ちたかった。でも今日は、シルビアの方が私よりもずっといい選手だった」
 と、オチョアはカバレリに祝福を送った。
 ツアー9年目にして母国イタリアに初勝利という快挙を成し遂げたカバレリ。
「17番でバーディが取れたとき初めて勝てる、と思った。まだ実感はわかないけれど、本当に夢が叶った。メキシコはイタリアととてもよく似た国だから、ここで勝てたことをとても幸せに思う」
 とカバレリは、笑顔でカルデロン大統領から優勝トロフィーを受け取った。
 2位には2打差のオチョアとグラナダ、また宮里藍は最終日も69とスコアを4つ伸ばして22位タイで大会を終えている。

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