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ウッディ・オースティンが今季ツアー初優勝<スタンフォード・セントジュード>

2007-06-11

USPGAツアー・スタンフォード・セントジュード<6月7日〜10日・米国テネシー州・TPCサウスウインド 7244ヤード パー70>

取材・文/武川玲子

 全米オープンを翌週に控え、前哨戦を制したのは最終日62のビッグスコアをマークしたウッディ・オースティンだった。
 オースティンは首位から4打差でスタート、だが終わってみれば2位以下に5打差をつける通算13アンダーの圧勝で今季初優勝、04年のビューイック選手権以来のツアー3勝目を挙げた。

「今日のラウンドはまさしく本物のゴルフ。だれでも驚くようなプレーをできる日がある。それが、この最終日に起こったことが最高にうれしい」(オースティン)
 3日目まで首位を走ったのは現在世界ランク4位のアダム・スコット。全米オープンでも本命視されているスコットがそのまま逃げ切るのかと思われた。
 だが、序盤からオースティンが快進撃。2番パー4でバーディを奪うと続く3番パー5で残り64ヤードから直接カップインさせイーグル。スコットに1打差に迫った。
 インに入って10番パー4、オースティンは8メートルのバーディパットを沈めるとついに首位を奪取した。スコットも11番パー3で10メートルのパット沈め再びオースティンに追いついた。
 しかし、スコットは終盤に来てまさかの自滅。13番パーではティショットを深いラフに入れてボギー、さらに14番パー3もティショットをミスして右の池、このホールを“6”として大きく後退。そのままスコットは立ち直ることはなく、16番からの3連続ボギーで後半は39と大崩れ。結局サンデーバックナインを30で制したオースティンが勝利を手中に収めた。
 ビージェイ・シン、セルジオ・ガルシア、アダム・スコットらビッグネームが参戦する中での勝利にオースティンは、
「明日予定通りに全米オープンに向かうが、今夜だけはともかくこの勝利に酔いたい」
 一方負けたスコットは、
「70ホールはうまくプレーできたのに、たった2ホールでボクは負けた。だから今回の負けですべてのショットに集中しなければならないということを学んだ。来週はこのことを絶対に忘れない」
 と、全米オープンへ気持ちを切り替える。
 2位には66とスコアを伸ばしたブライアン・デービスの8アンダー、3位には7アンダーでデービッド・トムズが入った。また、日本の丸山大輔は前半でスコアを伸ばし、一時は6位まで浮上したが、結局74とスコアを落とし通算2オーバーの25位タイで大会を終えている。

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