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ロレーナ・オチョアが今季3勝目<ウェグマンズLPGA>

2007-06-25

USLPGAツアー・ウェグマンズLPGA<6月21日〜24日 米国ニューヨーク州・ローカストヒルCC 6329ヤード パー72>

取材・文/武川玲子

 ロレーナ・オチョアがキム・インキョン(金寅敬)をプレーオフ2ホール目で下し、今季3勝目、ツアー通算12勝目。初のプレーオフでの優勝を挙げ、来週の全米女子オープンに大きな弾みをつけた。

 最終日首位の9アンダーでスタートしたオチョアは、ショートパットに苦しみスコアを落とし、1打差2位スタートのツアールーキー、19歳のキムに逆転され、一時は3打差を許した。
 しかし、17番パー5でオチョアが世界ランク1位の実力を見せつけた。フェアウエーから残り205ヤードを4アイアンでピン上6メートル、そして見事にこのパットを決めてイーグルにするとキムとは1打差。
「イーグルを取るのが私の最後のチャンスだった。あのパットは打った瞬間に入ったと思った」(オチョア)
 迎えた最終18番、フェアウエーを捕らえたキムに対しオチョアは左のラフ。だがプレッシャーのかかったキムのセカンドは大きくグリーンをオーバー。それを見たオチョアは、ラフからきっちりピン右5メートルに2オン。キムも粘って、グリーン奥からの難しいアプローチを見事に1.5メートルにつけた。オチョアのバーディパットは外れ、キムはこのパーパットを沈めれば勝ち、しかし初優勝の壁は厚かった。仕切り直しをして打ったパットはカップに蹴られ、戦いはプレーオフへ。
 プレーオフ2ホール目となった10番パー4。両者ともティショットを右に曲げ、セカンドもグリーンをショートさせた。キムは第3打をピン上5メートル、オチョアは60センチ。キムのパットはカップの手前で切れ、パーセーブしたオチョアの優勝が決まった。
 敗れたキムは、
「最後のパットまでベストを尽くしました。もちろん悔しいです。でも私はルーキーで世界一のロレーナと最終日にここまで戦った。自分の未来がもっとクリアに見えてきた」
 と悔し涙をこらえて笑顔で語った。
 4月に世界ランク1位についたロレーナ・オチョアだが、メジャーでは未だに無冠。
「勝つ準備はできている。今とてもいいプレーをしているから、来週は大きなチャンス。今夜はお祝いをして、そして明日コースについたらまた100パーセントゴルフに集中します」
 と、いよいよ悲願のメジャー制覇に向けて気合いが入る。
 また、宮里藍は最終日に71とスコアを1つ伸ばし、通算イーブンパーの21位タイで大会を終えている。

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