プレイヤーズ UP TO DATE:佐藤えいち<ミズノオープンよみうりクラシックより>
2007-06-25

ノーシードから全英行きのチケットを獲得!
取材・文/秋山義和
写真/村上 航
「初めまして、佐藤えいちです」
開口一番そう口を開いた佐藤えいち。初々しい口調から分かるとおり、2001年全日空オープンでプロデビューして以来、わずか27試合(ミズノオープンよみうりクラシックを含まず)しか出場したことがない35歳の苦労人だ。
今回、濃霧のため54ホール競技となった〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシックの上位4人に滑り込み、全英オープンの出場権を獲得した。
「前回の優勝(チャレンジトーナメント)でもこんな天候(最終日が中止)だったんです。これまでメジャーというのはテレビで見るものだったんですが、全英オープンに出られてうれしい」
と、顔をクシャクシャにして喜んだ佐藤。その特徴といえば、身長170センチ、体重80キロと決して大柄ではない体躯から放たれる300ヤード級の飛ばしだ。さらにその方向性にも長けている。
周囲の度肝を抜かしたのは、3日目打ち下ろしの7番355ヤードのパー4。佐藤が振り抜いたドライバーショットはピン手前にポトリと、その距離はちょうどピン一本分だ。ワンオンするだけでもすごいが、その方向性にはグリーン周りに陣取っていたギャラリーが目を丸くした。
「310ヤードぐらいの気持ちで打ちました。前の5番でOBを打ちボギーだったので、刻みじゃない、流れ的にドライバーでいかないと思いました」
世界トップクラスの飛ばす力を持つ佐藤。今度はその力を全英オープン開催コースであるカーヌスティGLで見せてもらいたい。


