ハンター・メイハンがツアー初優勝<トラベラーズ選手権>
2007-06-25
USPGAツアー・トラベラーズ選手権<6月21日〜24日 米国コネティカット州・TPCリバーハイランズ 6844ヤード パー70>
取材・文/武川玲子
ハンター・メイハン(米)がプレーオフでジェイ・ウイリアムソン(米)を下しツアー初優勝。劇的な勝利だった。メイハンが18番ホールで放った2度のスーパーショットで見事に勝利をもぎ取った。
最終日、首位ウイリアムソンに1打差の2位でスタートしたメイハン、一時は16アンダーで単独首位に立ったが、16、17番と連続ボギー、再びウイリアムソンに1打リードされて最終18番を迎えた。
先に打ったウイリアムソンはピン4メートル、対するメイハンが残り144ヤードからウイリアムソンの内側2メートルにつけるスーパーショットを放つと、観衆からは大きな歓声。ウイリアムソンがバーディパットを外し、メイハンはこの2メートルを沈めて大きく拳を空に突き上げた。両者5アンダーで並び戦いはプレーオフへ。
プレーオフ1ホール目は同じ18番。今度はウイリアムソンがピン2メートルにつけて見せると、メイハンは134ヤードからのアプローチをさらに内側の60センチにつける2度目のスーパーショット。ウイリアムソンはバーディパットを慎重に読んで打ったが、右にプッシュしてカップを外し、メイハンは60センチをタップイン、ツアー4年目でついに初優勝を遂げた。
「勝てると思っていることと実際に勝つことはまったく別。特にこの勝ち方は大きな意味がある。プレーオフでウイリアムソンのあの素晴らしいショットを見た後にボクがあれだけのショットを打てたことは自分でも信じられない」(メイハン)
25歳のメイハンは、今季シェル・ヒューストンオープン5位が最高位。1年前のビュイック選手権では2位に泣いただけにうれしい初優勝となった。
負けたウイリアムソンは今年のPGAツアーカードを失い、ネーションワイドツアーで戦っていた。だが、この2位で来週のビュイックオープンの出場権も手に入れ、来季のPGAツアー復帰に大きな弾みとなった。
また、丸山茂樹は最終日13番パー5でイーグルを奪うなど66とスコアを伸ばし、通算5アンダーで今季自己最高の15位でフィニッシュ。シーズン後半に向けて大きな期待がかかる。


