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藤田幸希が大会2連覇でツアー2勝目を挙げる<プロミスレディス>

2007-06-25


日本女子ツアー・プロミスレディス<6月22日〜24日 兵庫県・マダムJGC 6499ヤード パー72>

取材・文/保科信二郎
写真/佐々木啓

 一日中、雨がやむことのなかった最終日。昨年の同大会でツアー初優勝を飾った藤田幸希が、上田桃子とのプレーオフを制し、大会2連覇&ツアー2勝目を果たした。
 昨年初優勝し、今年も2日目まで1ボギーと相性抜群のコースで、2位とは4打差の7アンダーで最終日を迎えた藤田。3アンダーの2位には勢いのある上田桃子と佐伯三貴、ベテランの福嶋晃子が追う展開となった。

 藤田にとっては、大会2連覇がかかる試合。
「緊張はしていましたが、落ち着いてプレーしました。ですが、落ち着いていて、逆に(ボールをグリーンに)乗せるだけになっていて、いつの間にか守りに入っていました」
 前半は二つ落として5アンダーで折り返した藤田。一方、2位グループの中で藤田を猛追したのが、3週前のリゾートトラストレディスで今季2勝目を挙げ、絶好調の上田。藤田は、2番でボギーとするも、6番、7番、8番と連続バーディとした上田に並ばれてしまった。 そして、5アンダーで並走して迎えた15番で、バーディを決めた上田に逆転を許した。
「(リゾートトラストレディスで不動裕理をプレーオフで下した)上田さんは勝ち方を知っているので、崩れることはない。バーディを取らないと追いつけないと思いました」
 1打リードされて迎えた18番でミラクルが起こる。バーディを取らないとプレーオフに持ち込めないという状況が、昨年と全く同じだったが、
「18番で、去年とまた同じ状況だと思いました。ですが、このコースは私を絶対に裏切らないと信じていました」
 という言葉どおり、上って下る5メートルの難しいパットを見事沈めて上田に追いつき、プレーオフに持ち込んだ。
 そのプレーオフ1ホール目でもミラクルが起こった。ティショットを大きく左に曲げてしまったのだ。左は深いラフ。
「もうボギーだ。これで終わった」
 と思ったものの、ボールは木に当たり、打てる状況の浅いラフで止まっていたのだ。
「このコース、この試合の女神に守られているような、何かついているように感じましたね」
 運も味方につけた藤田が、
「緊張して、手が震えました」
 という、入れれば優勝が決まる約50センチのパットを見事に沈め、プレーオフを制した。
「昨年はこの試合がピークで、後半戦はボロボロでした。今年はこの試合からがスタート。この先は前に進むだけです」
 2連覇という自信を糧に、目標とする“年間3勝”に向けて走り始めた。

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