クリスティ・カーがメジャー初制覇<全米女子オープン>
2007-07-02
USLPGAツアー・全米女子オープン<6月28日〜7月1日 米国ノースカロライナ州・パインニードルス・ロッジ&GC 6664ヤード パー71>
取材・文/武川玲子
クリスティ・カー(米国)がロレーナ・オチョア(メキシコ)に競り勝ち、通算5アンダーでメジャー初制覇を遂げた。
悪天候により日没サスペンデッドが続いた今大会、最終日は好天に恵まれ、早朝から第3ラウンドの残りと第4ラウンドという長丁場。最終ラウンドは単独首位のカーと1打差で追いかけるオチョアの一騎打ちとなった。
出だしの1番パー5でバーディを奪ったオチョアが、カーを捕らえ首位タイ。だがオチョアが、2番でセカンドをボギーにすると、ここから一進一退のプレーが続く。カーの8番のボギーで両者4アンダーと並んで戦いは後半へともつれ込んだ。
14番パー4、カーは残り190ヤードを4アイアンでピン5メートルにつけ、これを沈めてバーディを奪い単独首位に立つ。再び1打差で追うオチョア。だが17番パー4、オチョアはティショットを左のバンカーに入れ、5ウッドで2オンを狙ったが、大きく右に曲げて痛恨のボギーとしてしまった。
そして2打差で迎えた最終18番。ティショットでフェアウエーをキープしたカーは、第2打でグリーンを確実に捕らえパーセーブ、オチョアを突き放した。
優勝を決めた瞬間、その場に泣き崩れたカー。ツアー11年目にようやく掴んだメジャータイトルだった。
「本当に夢が叶いました。18番はここでパーを取らなければと思うとものすごく緊張しました。今日は一日中、ずっと涙が出そうなほどの感情と戦っていました。最後に勝てて本当にうれしい」
涙が止まらないカーをやさしく出迎えたのは、昨年12月に結婚をしたばかりの夫・エリック。カーにとっては結婚後初の勝利という二重の喜びとなった。
一方のオチョアは、
「とても悲しい。でも私は大丈夫。今日は自分にできることを全部やったと思う。ただ13番のバーディが取れていればと思うと悔しい」
と、悲願のメジャー制覇はまたもお預けとなった。
また日本勢も大健闘。初日から出遅れていた宮里藍が、最終日に69とスコアを伸ばし通算3オーバーの10位に入り、来年の出場権を獲得。大山志保は第3ラウンドを終えて7位タイと健闘していたが、最終日は緊張から75とスコアを崩し通算6オーバー。同じく横峯さくらも6オーバーの25位タイで大会を終えている。





