朴セリが今季初優勝、ツアー通算24勝目<ジェイミーファー・オーエンス・コーニングクラシック>
2007-07-16
USLPGAツアー・ジェイミーファー・オーエンス・コーニングクラシック<7月12日〜15日 米国オハイオ州・ハイランド・メドウズGC 6428ヤード パー71>
取材・文/武川玲子
朴セリがモーガン・プレッセルの猛追を退け今季初優勝、ツアー通算24勝目を挙げた。朴は同大会で5度目の優勝、ミッキー・ライト、アニカ・ソレンスタムに並ぶ同一大会の最多優勝記録も達成した。
初日から単独首位を維持した朴が13アンダーでスタートした最終日、2打差のプレッセルは序盤からピンをデッドに攻めて2番、4番でバーディを奪うと一気に逆転、朴に1打差をつけて首位に立った。そして6番148ヤード・パー3。プレッセルが7番アイアンで打ったボールはピン右手前に落ち、プレッセルの「ゲット・アップ!」の声と共にカップに転がり込んだ。自身の初となるエースを達成した。
「ものすごくいいタイミングでホールインワンが出た。今日は私の日かもしれないと思ったのに・・・」(プレッセル)
だが、朴はそのままでは終わらなかった。プレッセルがエースを決めた6番、朴は冷静に5メートルを沈めてバーディ。2打差を追う朴は8番、9番を連続バーディとすると、プレッセルと14アンダーで並び戦いは二人のマッチプレーとなった。
両者共に譲らない戦いが続く中、15番パー4でセカンドショットを1メートルにつけバーディとした朴が再び単独首位に。
17番パー5は両者バーディ、朴が1打リードのまま最終18番パー5を迎えた。
ここまで果敢に攻めてきたプレッセルだったが、1打を追うプレッシャーから最後にティショットを左に曲げて林の中へ。セカンドもグリーンを狙えずレイアップ。一方の朴は第3打を30センチにつけるスーパーショットを披露、これをバーディで締めくくった朴が、ボギーとしたプレッセルに3打差をつけて勝利を手中に収めた。
「勝つことは本当に素晴らしい。そしてこの勝利が歴史の1ページに残されるというのは、さらに特別なこと」(朴)
朴は今秋のゴルフ世界殿堂入りが確定していたが、この勝利で韓国女子プロゴルフ(KLPGA)の殿堂入りもクリアし、優勝に花を添えた。
負けたプレッセルは、朴の粘りに脱帽。
「セリのプレーは素晴らしかった。6番のバーディは入れてくるような気がした。だからこそ、彼女は殿堂入りの選手なのだとよく分かったわ」(プレッセル)
3位タイにはローラ・デービスら4人が8アンダー、また宮里藍は出場していない。


