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「長嶋さんから優勝カップをもらいたい」有言実行で谷口徹が2週連続V<長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップ>

2007-07-16


日本男子ツアー・長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップ<7月12日〜15日 北海道・ザ・ノースカントリーGC 7127ヤード パー72>

取材・文 /伊藤昇市
写真/藤田雄二

 長嶋茂雄氏が大会名誉会長に就任し、表彰式にプレゼンテーターとして出席した長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップ。初日から首位に立った谷口徹が、安定したゴルフでスコアを伸ばし通算12アンダーで優勝。前週のウッドワンオープン広島に続き2週連続、ツアー通算13勝目を挙げた。

 翌週に全英オープン(7月19〜22日、カーヌスティGL)を控えているにもかかわらず、今大会に参戦した谷口。開幕前から「優勝して、長嶋さんから(優勝)カップを手渡してもらいたい」という思いを見事に実現させた。
 初日、2日目と首位タイ。3日目に4つスコアを伸ばし通算8アンダーで単独トップに立って迎えた最終日。同組3打差2位タイにつけていた小田孔明の懸命な追い上げに、
「ヤバイかなと思った。でも接戦になっても勝てると自分に言い聞かせて、なんとか逃げ切れた」
 と試合後に語った谷口。しかしそんなコメントすら余裕に感じさせるほど、谷口の強さと技術の高さが光った。
 圧巻だったのは2打リードで迎えた13番(540ヤード)池越えのパー5。谷口が2打目を池の手前に刻んだのに対して、飛ばし屋・小田は2オン。一気に追いつかれるかもしれぬピンチだったが、3打目をピン2メートルにビタッとつける。このホール、2パットで楽々バーディを奪った小田だったが、谷口もバーディパットを沈め、その差をキープ。相手につけ入るすきを与えないプレーであった。
 続く14番(378ヤード)パー4。ドライバーで勝負に出た小田のティショットは右のラフに沈み、このホールをボギー。勝負の行方をほぼ確定させた。
「リードしている立場では、相手がバーディを取らなければいけない状況に追い込むことが大事」(谷口)
 勝ち方を知っている試合運びで、自身3度目となる2週連続優勝。賞金ランキングもトップに躍り出た。
「3週連続優勝というわけにはいかないでしょう(笑)」
 というが、全英オープンへの弾みとなったことは確かだ。

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