タイガー・ウッズが逆転で大会3連覇<WGC-ブリヂストン招待>
2007-08-06
USPGAツアー・WGC-ブリヂストン招待<8月2日〜5日 米国オハイオ州・ファイアーストーンCC 7000ヤード パー70>
取材・文/武川玲子
タイガー・ウッズが1打差を逆転して今大会6度目の優勝で3連覇を果たし、今季4勝目、ツアー通算58勝目を挙げた。
雨が降る悪天候で迎えた最終日、ウッズは首位を行くローリー・サバティーニ(南ア)に1打差の3アンダーでスタート。サバティーニが1番でバーディを奪うと、ウッズも1番2番と連続バーディで首位タイに並ぶ。ウッズはそのまま波に乗って前半でスコアを4つ伸ばすと、サバティーニは4番でボギーを叩きズルズルと後退。5打差リードでバックナインに突入したウッズは、他につけ入る隙を与えず圧倒的な強さを見せた。
大きくリードしたウッズ、後半はグリーンの真ん中を狙い安全に攻め続けた。最終18番で3ウッドで打ったティショットが左の林に入るトラブルにも、勝利を手中に収めているウッズは余裕の表情だ。4メートルのパーパットを沈め、この日はボギーなしの65をマーク。通算8アンダーは、ただ一人のアンダパーで2位のサバティーニ、ジャスティン・ローズに8打差をつけての圧勝だった。
ウッズは1月のビュイック招待で大会3連覇を成し遂げ、これで今季2度目の大会3連覇を果たした。また同一大会6度の優勝は、ジャック・ニクラス(マスターズ)、サム・スニード(マイアミオープン)ら5人に並ぶタイ記録。WGCシリーズでは25戦中14勝と圧倒的な強さを誇る。
6月に第一子が誕生し、父親になって初の優勝を決めたウッズ。
「コースの上で戦っているときは家族のことはすっかり忘れている。しかしこの優勝は(来週に向けて)少し自信になったかもしれない」
来週は今季最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権。ここまで今季メジャー無冠のウッズにとっては何としても勝ちたい試合だ。ショットもパットも最高の状態でメジャー獲りへと臨むウッズ、気持ちはすでに次週へ。
「この会見が終わったらすぐにタルサへ向かうよ。今すぐにね」
と不敵な笑みを浮かべてコースを後にした。
また、日本から唯一参戦していた片山晋呉は通算13オーバーの46位タイで大会を終えた。


