タイガー・ウッズが逆転優勝<BMW選手権>
2007-09-10
USPGAツアー・BMW選手権<9月6日〜9日 米国イリノイ州・コッグヒルG&CC 7326ヤード パー71>
取材・文/武川玲子
63のコースレコードタイを記録したタイガー・ウッズが混戦を制して逆転優勝、今季6勝目でツアー通算60勝目、フェデックスカップポイントもフィル・ミケルソンを抜いてついに首位へ躍り出た。
最終日、首位のスティーブ・ストリッカー(米)とアーロン・バドレー(豪)は15アンダー、追いかけるウッズは1打差の3位でスタート。この3人が前半の7番から3連続バーディを奪うデッドヒートで、ともに18アンダーに並んで折り返した。
インに入って、足踏みをするウッズを尻目に最終組のストリッカーが10番、バドレーが11番でそれぞれバーディを奪い、通算19アンダーとウッズを引き離しにかかる。
しかし、ウッズがここから意地を見せた。12番パー3で15メートルのパットをねじ込むと大きくガッツポーズ。再び首位タイに並ぶと、続く13番パー4も2.5メートルにつけてバーディとし単独首位に躍り出た。
波に乗ったウッズとは対照的に、ストリッカーは14番でボギー、バドレーもことごとくパットが入らず追いつけない。ウッズは15番、16番も連続バーディを奪いバドレーに2打差で最終ホールへ。最後は2メートルのバーディパットを外したが、2打差は優勝に十分だった。
「今週はずっとパットに苦しんでいたが、最後にようやくパットが入った。ショットも全米プロで勝ったときと同じほどいい感触。これでいよいよ来週が楽しみになった」(ウッズ)
ミケルソン欠場という鬼の居ぬ間に優勝をさらったウッズ。来週はいよいよプレーオフ最終戦のツアー選手権(イーストレイクCC)を迎える。
フェデックスカップポイント1位となったウッズを追うのは、2位のストリッカー、3位のミケルソン。最終戦の優勝ポイントは10300点、大逆転のチャンスがあるのは4位のローリー・サバティーニ(南ア)と5位の崔京周まで。
賞金1000万ドル(約11億3000万円)のフェデックスカップを制するのは誰か、最後まで目が離せない戦いが待っている。
また、今田竜二は最終日に70をマークしたものの通算6アンダーの25位、フェデックスカップポイントは54位のままで上位30名の最終戦の出場資格は得られなかった。


