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諸見里しのぶがメジャー初優勝<日本女子オープン>

2007-10-01


日本女子ツアー・日本女子オープン<9月27日〜30日 北海道・樽前CC南・中C 6522ヤード パー72>

取材・文/保科信二郎
写真/佐々木啓

 諸見里しのぶが苦しみながらもメジャー初優勝、通算2勝目を挙げた。最終日は7アンダーの諸見里を、3打差4アンダーで元女王の不動裕理が追う展開。優勝争いしていても自滅するという不安をはねのけ、気持ちで競り勝った。

 11番グリーン脇にあるスコアボードを見た諸見里。
「12番ホールからめちゃくちゃ緊張しました」(諸見里)
 前半は諸見里が1オーバー、不動がパープレー。後半に入り、11番で不動がバーディーを取った直後だ。
「去年のSNKYOレディースオープンを思い出しました」(諸見里)
 SNKYOレディースオープンは、諸見里が初優勝した試合。最終日を6アンダーの単独首位で迎えたものの、強風と重圧の中で77と崩れ、辛くも1打差で逃げ切った。また、今年のニチレイPGMレディスでは2日目までトップだったが、最終日に75を叩き、3位タイに終わっている。さらに、日本女子オープンの難セッティングに加え、相手が簡単には勝たせてくれない不動では、気を抜く暇はない。
「ラウンド中に自分を悪く評価してしまうクセがあるので、今日は前向きに自分のプレーに専念しました」(諸見里)
 1打リードで迎えた15番パー4は、ピン右横から約1メートルのバーディパットが残った。
「今日は2〜3メートルのパーパットがよく入ったので、これが入らないはずはないと思って打ちました」(諸見里)
 それを見事に入れて、不動との差を2打とした。
 その後、17番パー3でピンチを迎える。ティショットをグリーン奥につけてしまい、14メートルの長い下りのフックラインが残った。
「“やっちゃった”と思いましたね」(諸見里)
 だが、ここで焦らずに絶妙なタッチでピン側につけ、パーでしのいだ。
「これまでのいろんな経験が無駄ではなかったですね。精神的な部分が強くなったという手応えを感じましたし、自分なりに成長したと思います」(諸見里)
 最終ホールはボギーとしたものの、1打差で逃げ切った諸見里。今回の勝利が自信につながったことは間違いない。

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