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プレイヤーズ UP TO DATE:藤田寛之<ABCチャンピオンシップより>

2007-10-29


つかみかけているものをしっかり手にしたい!

取材・文 /伊藤昇市
写真/佐々木啓

 日本オープンゴルフ選手権4位、ブリヂストンオープン6位タイと、「決して調子はよくない」といいながらも、今大会前の2試合で好成績を残してきた藤田寛之。
「最後は優勝争いに絡めなかったけど、ここ2試合とも優勝を意識できる位置でプレーができた。それだけに今回こそは・・・・・・」
 と闘志を燃やし、3日目を終わって2位に1打差の単独首位に立つ。

 しかし最終日は1番(421ヤード、パー4)の2打目をOKにつけるバーディ発進も、5番(375ヤード、パー4)でティショットを大きく右に曲げてダブルボギー。その後、持ち前の粘りを見せて優勝争いに踏みとどまるも、最終18番ホールのティショットを左に曲げたところで、事実上プレーオフ進出の夢が断たれた。
「プレッシャーがかかる場面で、自分の理想としているスイングができるかが今のボクのテーマ。今日は結果を残したかった。でもバーディを狙いたい5番であんなに曲げているようではダメです。もう少しでつかめそうなんだけど、やはり何か足りないものがある」(藤田)
 しかしショットに不安を抱えているとはいえ、今大会も最終成績は4位タイ。コンスタントに成績を残しているのは事実だ。
 この日、急きょ応援に駆けつけた師匠の芹澤信雄も、
「一時の悪い状態から抜け出し、(スイングは)よくなってきている」
 と、太鼓判を押す。
「今日の戦いの中でつかみかけたものを、しっかり手にできるようにしたい」(藤田)
 落ち込んでいる暇はない。表情を引き締めた藤田は、今季残り4試合に2年ぶり6度目の優勝をかけ、再チャレンジする。

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