丸山茂樹が惜しくも2位ながら来季シード獲得<ギン・シューメールクラシック>
2007-10-30
USPGAツアー・ギン・シューメールクラシック<10月25日〜28日 米国フロリダ州・テソロC 7381ヤード パー73>
取材・文/武川玲子
丸山茂樹が惜しくも優勝を逃したが2位タイと大健闘。賞金39万6000ドルを獲得し103位へ浮上、来季のシードを見事に獲得した。優勝はダニエル・チョプラ(スウェーデン)が通算19アンダーで米ツアー初優勝を飾った。
悪天候に見舞われた今大会、最終日も日没のため6名がコースに残された。第4ラウンド、首位を行くダニエル・チョプラ(スウェーデン)と3打差の14アンダーでスタート丸山は、出だしで3連続バーディを奪う快進撃を開始した。途中2度の3パット、2つのボギーで後退し、このまま崩れるかと思われた。しかし、来季シード権確保のため丸山は底力を発揮した。日没が迫った15番パー4では5メートルを沈めてバーディを奪うと、続く16番パー5ではバンカーから直接カップインさせてイーグル、これで通算18アンダーと首位タイに並んだところで日没サスペンデッド。
翌朝に持ち越された残り2ホール、丸山は17番パー3からのスタート。緊張する丸山は大きく深呼吸、グリーンは右に外したが、1.8メートルにうまく寄せてパーをセーブすると大きなガッツポーズ。
だが、チョプラは強かった。16番パー5で3メートルのバーディパットを沈めると通算19アンダー、1打リードの単独首位へ抜け出した。
最終18番パー4、丸山の左セミラフから打ったセカンドはピン8メートルにオン。このバーディパットを外すと、天を仰ぎなからも安堵の笑顔でホールアウト。結局18番もパーをセーブしたチョプラが逃げ切って優勝。
「今日は僕のゴルフ人生の山場だった。今朝は今までに経験したことのない緊張感だった。今の喜びをとにかく息子に伝えたい。ずっと飛距離が足らないから苦しんできた。でもゴルフは飛距離だけじゃない。来季は飛距離ではない何かで米ツアーを戦いたい」(丸山)
最後に何かを掴んだ丸山茂樹、きっと来季は強い丸山が帰ってくるに違いない。
また、丸山大輔は通算10アンダーで16位タイ、今田竜二は最終日に79と崩れて通算4アンダーの45位タイで大会を終えている。


