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プレイヤーズ UP TO DATE:谷口徹<カシオワールドオープンより>

2007-11-26


賞金王争いは最終戦に持ち越しへ

取材・文/秋山義和
写真/村上航

 勝てば文句なし、単独2位でも可能性のあった谷口徹の4年ぶりの賞金王。Kochi黒潮CC(高知県)に移った2005年に優勝を飾っているだけに、その可能性は高かった。
「上田桃子が優勝して(賞金女王を)決めたから。2位じゃシャクだからね」
“勝つ”ことだけに注力していった谷口は、強風吹き荒れる中、初日1位タイと上々のスタート。2、3日目に順位を少し下げたが、最終日を迎えた時点で8アンダーと首位のクリス・キャンベルとはわずか一打差、射程圏内にとらえていた。

 同会場での過去2年間を振り返ってみても、3日目終了時点で谷口は8アンダー。翌日をそれぞれ69でラウンドしていることから、すでに“勝利の方程式”に持ち込んでいた。あとはどれだけ谷口がアンダーパーで回れるかが、キーポイントだった。
「昨日までグリーンが速かったのに、信じられへん。簡単なパーパットが簡単に見えなかった」
 と、無情にも谷口のボールはカップをかすめ続け、2オーバーの最終10位タイ。手の届くところにあった賞金王の影響については、
「(賞金王の)重圧はない。いい感じでゴルフはできている」
 と、きっぱり否定する谷口。
 2位片山晋呉との差は約1650万。勝てば賞金王、片山が優勝しても谷口が単独2位なら王座に座れる。条件は広がった。“桃子に負けない”谷口のキングへの道は、今週がいよいよクライマックスとなる。

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