ソレンスタムがプレーオフでクリーマーを下して今季2勝目<スタンフォードインターナショナルプロアマ>
2008-04-28
LPGAツアー・スタンフォードインターナショナルプロアマ<4月24日〜27日 米フロリダ州・フェアモント・ターンベリー・アイルリゾート&クラブ・ソファーC 6244ヤード パー71>
取材・文/武川玲子
アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)がポーラ・クリーマー(米)をプレーオフで下し今季2勝目、ツアー通算71勝目を挙げた。
上田桃子、ソレンスタム、クリーマーという最終日最終組、上田の今季初優勝への期待もかかったが、ソレンスタムが女王の貫禄を見せつけた。
7アンダーのソレンスタムをクリーマーが1打差、そしてさらに1打差で上田が追いかける。先手を打ったのはクリーマー、2番3番の連続バーディであっさりとソレンスタムを逆転、単独首位に立った。ソレンスタムも6番パー5でバーディを奪うとクリーマーに並ぶ。二人に追いつきたい上田は、出だしからパットがショート気味、3番パー3では思い切って打ったバーディパットが1.5メートルオーバーして3パットのボギー。6番パー5では2オンさせてバーディとしたが、最後まで上田はパットに苦しむ一日となった。
インに入ってソレンスタム、クリーマーともに9アンダーまでスコアを伸ばしたが、13番でソレンスタムがショートパットを外してボギー、クリーマーが1打差で逃げ切るかと思われた。だが17番パー3、今度はクリーマーがアプローチをミスしてボギー、タイで迎えた最終18番パー5は両者パーと分けて戦いはプレーオフへ。
プレーオフ1ホール目となった18番パー5。クリーマーの第3打はグリーンの奥、ここからパターで寄せるがこれが2.5メートルオーバーした。ソレンスタムのバーディパットはわずかに切れてパー。「プロになって初めてのプレーオフで手が震えた」というクリーマーのパーパットはわずかにカップに届かなかった。
これで勝利を勝ち取ったソレンスタムのプレーオフ記録は16勝6敗、
「プレーオフには経験が必要。この勝利で私はまた自信を取り戻した」
と女王復活が本物だと印象づけた。
上田は最後まで健闘したが、この日は1バーディ・1ボギーの71。
「最終的にトップとは3打差で追いつけないスコアじゃなかった」
と悔しさを見せるものの、開幕戦のSBSオープンに続く今季2度目の5位に、
「それでもあのときよりも成長している。近いうちにまた優勝争いをしたい。来週でもチャンスがあれば」
と次週に向けて闘志を燃やした。
また、宮里藍は最終日を73とスコアを2つ落とし、通算9オーバーの56位タイで大会を終えている。


