セルジオ・ガルシアが米ツアー3年ぶりの優勝<ザ・プレーヤーズ選手権>
2008-05-12
PGAツアー・ザ・プレーヤーズ選手権<5月8日〜11日 米フロリダ州・TPCソーグラス 7215ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
セルジオ・ガルシア(スペイン)が第5のメジャーを制覇。プレーオフ1ホール目でポール・ゴイドス(米)を下し今季初勝利、05年ブーズアレンクラシック以来3年ぶりのツアー通算7勝目を挙げた。
風速15メートルの突風が吹いた最終日、首位のゴイドス、2打差の3位でスタートしたガルシア、それにジェフ・クイニー(米)の3人が首位に並ぶ混戦となった。終盤タイで迎えた16番パー5、最終組の一つ前を行くガルシアは1.5メートルのバーディパットを外し、抜け出すチャンスを逃す。後続のゴイドスはバーディで、通算6アンダーと再び単独首位に立った。
最終18番パー4は、この日の平均スコアが4.85と最も難易度の高いホール。ガルシアはティショットを右のラフに打ち込むもののパーをセーブし5アンダーでホールアウト。同組のクイニーはボギーとして脱落、そして1打リードで迎えた最終組のゴイドスは、ティショットを右ラフに入れ、第3打をピン下3メートルにつけたが、これを外して痛恨のボギー。この日71をマークしたガルシアが、74とスコアを崩したゴイドスに土壇場で追いつき戦いはプレーオフへともつれ込んだ。
プレーオフ1ホール目は17番。128ヤードの短いパー3は、グリーンの周囲が池に囲まれ毎年ドラマが起こるホール。先に打ったゴイドスのティショットはわずかにグリーンに届かず池へと消えた。そしてガルシアの打った第1打はピン左5メートルに落ちると傾斜を下りピン上1.2メートルに。ゴイドスは3打目をピン右3メートルにつけるのが精一杯、ガルシアはバーディパットを外したもののパーセーブ、1ホール目で優勝を決めた。
今年でプロ入り10年目を迎えたガルシアは28歳、昨年の全英オープンではプレーオフで破れ3年間勝利に見放されていた。
「これまで勝てなかったが、本当に一生懸命練習を続けていた。この大会はメジャーに匹敵するもの、いや、今週のコースはそれ以上に難しかった。その大会で勝てたのは本当にうれしい」
と語るガルシア、次はいよいよメジャー制覇が目標となる。
3位には通算4アンダーのジェフ・クイニー、大会連覇を狙ったフィル・ミケルソン(米)は最終日に78と崩れて21位。また日本勢は、今田竜二が予選落ち、丸山茂樹は第1ラウンドを終えて棄権した。




