賞金王へ第一歩! 谷原秀人が今季初優勝<マンシングウェアオープンKSBカップ>
2008-05-26

日本男子ツアー・マンシングウェアオープンKSBカップ<5月22日〜25日 岡山県 東児が丘マリンヒルズGC 7072ヤード パー72>
取材・文/小高 拓
写真/中野義昌
4日間首位を守り通す完全優勝で今季初優勝を飾った谷原秀人。これまで6勝を挙げている谷原だが、優勝する難しさを改めて感じる1戦となった。
3日目を終えて19アンダーと、2位に6打差をつけ独走状態だった谷原。ジャンボ尾崎らが持つ4日間26アンダーの記録更新の期待さえかかった。
「冷や汗ものでした」(谷原)
誰もが圧勝するものと思っていたが、
「風を読み間違えたり、今日は大事なところでパットが入りませんでした」
とスコアを落とす谷原に対して、2位の佐藤信人が3つ伸ばした7番を終えた時点で2打差に縮められ、その後も緊張状態が続いた。
「2打差に迫られても焦りはなかったです。最後に勝てばいいのですから。自信はありました。でも情けないですね〜」
冷静に振り返った谷原。この自信はクラブ契約の変更、スイング改造などオフの準備に余念がなかったからだ。
「クラブ契約が変わりましたが、僕のためにフィッティングとかいろいろとやってくれて、自分のクラブができました。スイングも内藤(雄士)さんと、体を使ったスイングで限りなくストレートに近いフェードを打てるように準備してきました。今週も練習日にバックスイングでの右腰の開きを直したらよくなって、この結果につながりました。」
すべては、今年の目標のための準備である。
「今年の一番の目標は賞金王です。序盤に勝てたことは大きいし、これからコンスタントに成績を残してチャンスをものにしたい」
ホールアウト直前、スコアボードを見た谷原は、ショックを受けた。
「みんな(今日のスコアがアンダーパーを表す)赤で、僕だけ(オーバーパーの)青でした。悲しかったです。これまでの6勝とは違った勝ち方で、まあ、これもいい経験です」


