ジ・ユンヒ(韓国)が逆転でツアー初優勝<ウェグマンズLPGA>
2008-06-23

LPGAツアー・ウェグマンズLPGA<6月19日〜22日 米ニューヨーク州・ローカストヒルCC 6328ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
写真/村上 航
首位と3打差の2位でスタートしたジ・ユンヒ(韓国)が67をマークし、スサン・ペテルセン(ノルウェー)を逆転、ツアー初優勝を果たした。
「まるで空を飛んでいるみたい。今の気持ちを表現することができない」(ジ)
最終18番で20センチのパーパットを沈めて優勝を決めると、多くの韓国選手からシャンパンを浴びせられ、ジは大興奮だった。
ツアー2年目を迎えたジにとってペテルセンは宿敵、これまでの自己ベストは、昨年秋に母国韓国で開催されたハナバンク・コロン選手権での2位、その時の優勝者がペテルセンだった。昨年メジャーを含む5勝を挙げたそのビッグネームに競り勝ち、
「去年はスサンに負けたが今日は勝つことができた。後ろから追い上げるほうが気持ちが楽だった。スサンはもう怖くない」
と胸を張った。
ボギーが先行したペテルセンに対し、ジは1番で4メートルのバーディパットを沈めると3番4番と連続バーディの好スタート、耐えるペテルセンと2打差で後半を迎えた。インに入ってペテルセンがスコアを崩すのに対し、ジは10番で4メートル、13番で10メートルを沈め勢いに乗った。明暗を分けたのは15番パー3。2メートルを沈めてバーディを奪ったジ、ペテルセンは3パットでボギーとし、これでジが首位を奪取。1打リードで迎えた最終18番パー4ではペテルセンがティショットを右のラフに入れ、ここからグリーンを狙ったセカンドをショートしボギー、パーをセーブしたジが通算16アンダーで2打差をつけてツアー初勝利となった。
負けたペテルセンは
「もちろんがっかりしている。でも今週はショットの調子がすごくよかったので、この勢いは来週のメジャーへ勢いになる」
と気持ちを切り替えた。
一方、久々に上位進出を果たした宮里藍は、最終日を首位と5打差の5位タイでスタートし、3バーディ・3ボギーの72、通算9アンダーの6位タイは今季の自己ベストとなり、昨年からの不振の脱出に自信を見せる結果となった。


