茂木宏美が地元で今季初優勝を飾る<ベルーナレディスカップ>
2008-07-07

日本女子ツアー・ベルーナレディスカップ<7月4日〜6日 群馬県・小幡郷GC 6379ヤード パー72>
取材・文/小高 拓
写真/鈴木 祥
「普段見に来られない方も、たくさん応援に来てくれたし、地元で勝てて本当にうれしかったです」
と、目を赤くした群馬出身の茂木宏美。今季国内女子ツアー17戦目、これまで2勝した選手はなく、これで17人目のチャンピオンの誕生だ。
地元の大声援にも後押しされた茂木は、初日、2日と首位を守った。
「2日目までは大声援に後押しされていましたが、今日(最終日)は後押しだけでは勝てないと思っていたし、最後は自分でやるしかないので。声援に恩返しできるように頑張ろうと、マネジメントに気をつけてやりました」
終盤まで首位で並走していたイジウ、猛追してきた福嶋晃子らを振り切り、今季初優勝、ツアー通算4勝目を飾った。
最終ホールにバーディを奪って1打差で逃げ切ったが、茂木には優勝する自信があった。それは地元の後押しではなく、昨年5月からコーチを変えて、取り組んできたスイング改造だった。
「近年、若手はもちろん、全体にカットラインや優勝スコアが上がってきているように感じていました。このままでは置いていかれる、という危機感があったんです」
フェードボールを持ち球にする茂木は、ここ数年オープンに立つ度合が大きく、フェードというよりスライスになっていた。大きなケガにはならないが、圧倒的に飛距離不足と感じていた。
「スクエアに構えて、ストレートなボールを打つようにしました。ドライバーの飛距離は、10ヤードは伸びましたね。1カ月前のリゾートトラストぐらいからいい感じになって、これで戦えるかなと思ったし、そろそろ勝てるかなとも思っていました」
スイング改造がうまくいっている今年は、棄権を除けば、予選落ちなしと安定感抜群の成績を残していた。
「2004年に年間2勝していますが、それを上回る、年間3勝が今年の目標です。中堅も頑張るぞっというところを見せたいですね」
年々シード選手の年齢が若くなっていく中で、2004年から常に賞金ランキングトップ20以内にいる中堅の茂木は、時代の流れを読んで、まだまだ元気なところを見せた




