プレイヤーズ UP TO DATE:福嶋晃子<ベルーナレディスカップより>
2008-07-07

群雄割拠の女子ツアー「2勝目……いつかはあるんじゃない」
取材・文/小高 拓
写真/鈴木 祥
ここまで賞金ランキングトップを走る福嶋晃子だった。
首位で並んでいた茂木とイジウの二人が伸び悩む中、4打差でスタートした福嶋が、この日ベストスコアとなる6バーディ、1ボギーの67と猛追する。17番で奥の深いラフからも難なくパーセブをし、18番では5メートルのバーディパットを沈めて通算12アンダー、後続の茂木と並んで先にフィニッシュ。普段見せることのないガッツポーズを自然と出していた。
「でも、プレーオフはないと思っていました。茂木さんが(18番ホールの)2打目を打つときにバーディを取りそうなオーラが出ていました。こういう勘は当たるんですよね(笑)。私も頑張ったし、茂木さんもいいプレーをしましたから」
と負けたことの悔しさは見せない。自身のプレーについては、
「パットが……。短いのをいくつも外してきましたから。少しずつ上向きにはなってきていますね。2勝目? そのうち来ると思いますよ」
満足こそしていないが、負けてなお存在感を示した。
ここ数年悩まされていたケガがどこにもなく、体調も万全。飛距離や技術は申し分なく、普通にやれば頭一つ抜けた存在である。群雄割拠の女子ツアーで、今季最初に2勝目を挙げそうな予感がする。そして、97年以来の賞金女王を狙う福嶋晃子が突っ走る。



