プレイヤーズ UP TO DATE:上原彩子<スタンレーレディスより>
2008-07-21

どん底からの脱出! 2勝目が見えてきた
取材・文/秋山義和
写真/村上航
パットに苦しんだ最終日の上原彩子。バーディチャンスにつけるものの、ワンパットで入らない展開。
嫌な雰囲気が流れる中、長いパーパットを確実に沈めてチャンスを待った。しかし、2番に続いて、バーディを奪えたのが最終18番と、ときすでに遅し。優勝した福嶋晃子にわずか1打足りず、12アンダーフィニッシュ。
「今日は最低5(アンダー)だと思っていたので……。でも、賞金ランク1、2位の選手(福嶋、李知姫)と回れてよかったし、自分が今やっていることが間違っていないことがはっきりした」
フジサンケイレディスクラシックでツアー初優勝後、2勝目に向けて順調に階段を登っていた上原だが、思わぬ危機に陥っていた。ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ2日目のスタート前、会場の東京よみうりCCで意識を二度失ったのだ。急いで病院に向かったが、検査結果は異常なし。その後、数日クラブ を握らない生活を送った結果、すっかり自分のスイングを忘れてしまった。
バックスイングでスエーをせず、コックを早めにしてトップの位置をコンパクトにする、それが今の上原のスイングのチェックポイントだという。理想のスイングを完成させるにはまだまだ時間がかかるが、どん底は脱した感がある。
「(初優勝した)フジサンケイレディスは優勝を待つ形でしたが、今回は土曜日の時点でトップ。初めての経験で緊張感があった。しかし、両方の優勝争いの形を体験できたことは次に生かせる」
上原の2勝目は近い。



