ビジェイ・シンが今季初優勝<WGC-ブリヂストン招待>
2008-08-04
6大ツアー共催・WGC-ブリヂストン招待<7月31日〜8月3日 オハイオ州・ファイアーストーンCC 7400ヤード パー70>
取材・文/武川玲子
フィル・ミケルソン(米)、リー・ウエストウッド(英)、ビジェイ・シン(フィジー)の3人が首位タイで迎えた最終日、シンが68をマークし、2位のウエストウッド、スチュワート・アップルビー(豪)を1打差で振り切り優勝、昨年のアーノルド・パーマー招待以来1年5カ月ぶりのツアー通算32勝目を挙げた。
シンは最後の1.2メートルのパットを沈めると「本当に緊張した」と胸をなで下ろした。この日はショートパットに苦しんだ一日だった。
シンは序盤の2番から3連続バーディを奪いなど前半を32で回り、11アンダーとスコアを伸ばした。ウエストウッドは序盤でスコアを伸ばすものの、7番のダブルボギーで後退、シンを追いかけるミケルソンは11番パー4でバーディを奪いシンと並んだ。13番でシンがボギーを打つとミケルソンが再び首位に立った。
しかし、ミケルソンは15番パー3でティショットをバンカーに入れボギー、上がりの17、18番も連続ボギーとして自滅。今度は、アップルビーが16番で10メートルを沈めバーディを奪うと17番パー4でもセカンドを1メートルにつけてバーディ、シンに1打差に迫った。
最終18番、アップルビーの5メートルのバーディトライはわずかに切れて入らず。18番でパーをセーブしたシンが優勝を決めた。
「今日は途中からショートパットがまったく入らなくなってしまったから、最後のパットが入って本当によかった。昨年改造したスイングはようやくよくなってきた。これでパットさえ入れば来週もいいプレーができる」(シン)
次週の今季メジャー最終戦の全米プロ選手権に向けて大きな弾みとなった。
一方、負けたミケルソンは、
「ひどい終わり方になってしまた。63、64くらいで回れるはずが70になってしまった。パットがまったく入らなかった」
と2打差4位タイの悔しい結果となった。追い上げたアップルビーも、
「最後のパットは最高のパットだったのに入らなかった」
と肩を落とした。2位には1打差でアップルビーとリー・ウエストウッドが入った。


