初めての晴天の下、北田瑠衣が今季初優勝!<ヨネックスレディス>
2008-09-01

日本女子ツアー・ヨネックスレディス<8月29日〜31日 新潟県・ヨネックスCC 6371ヤード パー72>
取材・文/吉永達生
写真/佐々木 啓
第10回の記念大会を制したのは、雨女? の北田瑠衣だった。
「私が優勝したときは雨がパラパラ降っていることが多かったんですが、こんなにいい天気に優勝できてよかったです」
実は2004年にツアー初優勝を飾ったニチレイカップワールドレディスから、北田の優勝には雨がつきものだった。
しかし、今大会は真夏の青空の下、最終18番ホールでウイニングパットとなるバーディパットを決めた。
最終日、2位の原江里菜と2打差の単独首位からスタートした北田。4番、7番でバーディを奪って差を4打に広げ、後半も11番でボギーをたたいたものの12番でバーディを奪った。
しかし、15番で原がバーディを決めて2打差で迎えた17番、ユーティリティーの5番で打ったセカンドショットは、左からの風に流されてピンの右20メートルにオン。バーディパットをピンの上1メートルに寄せたものの、外せば1打差の最大のピンチを迎えた。
しかし、左手小指のケガでショットの練習ができなかったぶん、時間を費やしたというパッティングが好アシスト。カップのど真ん中から確実に沈めた。
その瞬間、北田自身がツアー初優勝やワールドカップ女子ゴルフで宮里藍と世界一をつかんだときにも覚えがないという、“生涯初のガッツポーズ”をしていた。無意識のうちに右手は握り拳をつくり、何度も振っていた。
「シード権も取れて、優勝もできて、今年はお疲れ様でしたって感じです」
と、語る北田だが、出場権を得た米ツアーのミズノクラシック、最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップまで、今シーズンまだまだ勝ち星を増やす。


