ロレーナ・オチョアが4カ月ぶりの勝利<ナビスターLPGAクラシック>
2008-09-29
LPGAツアー・ナビスターLPGAクラシック<9月25日〜28日 アラバマ州・RTJゴルフトレール 6571ヤード パー72>
取材・文/武川玲子
ロレーナ・オチョアが、プレーオフでクリスティー・カーとキャンディ・カンを破り、5月のサイベースクラシック以来4カ月ぶりの勝利、今季7勝目のツアー通算24勝目を挙げた。
「今日は絶対に私が勝てると思っていた」
プレーオフ2ホール目で60センチのパーパットを沈めカンを退けるとオチョアは力強く拳を握りしめ安堵の表情を浮かべた。
最終日、オチョアは通算13アンダーで、ルイース・フライバーグと並んで首位でスタート。前半の8番パー5で1.5メートルを沈めイーグルを奪い、このままオチョアが逃げ切るかと思われた。しかし12番でボギーを打つと、ここからバーディを奪えず、この日は70で通算15アンダー。66をマークしたカー、67をマークしたカンに追いつかれ、勝負は3人のプレーオフへと持ち込まれた。
プレーオフ1ホール目、18番パー4でカーが2段グリーンの下につけて3パットのボギーとして脱落。2ホール目も再び18番。だが、今度はカンがまさかの3パット、オチョアはグリーン奥から60センチに寄せてパーセーブして優勝を決めた。
今季は開幕から9試合で6勝を挙げ、圧倒的な強さを誇ったオチョア。年間グランドスラムさえ目標に挙げていたが、パットの不振からメジャー2戦目のマクドナルド全米女子プロ選手権は3位、以来勝てる試合も逃すなど、一時はスランプ説まで飛び出した。しかし、オチョアは8月最終週以降4週のオフをとり、母国メキシコで調整。それが、この試合で実を結んだ。
「勝つのは簡単じゃなかった。プレッシャーはなかったけれど、多くの選手が追い上げてきているのが分かった。でもプレーオフでの勝利はホントにうれしい」
オチョアは、これまでプレーオフの戦績が1−5と大きく負け越し、ようやくプレーオフでの2勝目となった。
「これでいいリズムに乗り、もっと勝ち星を挙げ、いいシーズンで終わりたい」
シーズン終盤へ向けて女王が復活した。


