カミロ・ビジェイガスが大逆転で、今季2勝目<ツアー選手権>
2008-09-29
PGAツアー・ツアー選手権<9月25日〜28日 ジョージア州・イーストレイクGC 7304ヤード パー70>
取材・文/武川玲子
カミロ・ビジェイガスが66をマーク、プレーオフでセルジオ・ガルシアを下し、5打差を大逆転してツアー通算2勝目、フェデックスカップはビジェイ・シンに届かなかったが堂々の2位、BMW選手権に続く出場2試合連続優勝を大舞台で飾った。
8アンダーで単独首位のガルシアが、2位のフィル・ミケルソン、アンソニー・キムに3打リードし迎えた最終日は、首位がめまぐるしく入れ替わる大混戦となった。この日のガルシアは、ショットが乱れ、前半で2つスコアを落とす苦しい展開。ビジェイガスも6番パー3で、ティショットを池に入れダブルボギーを打つなど、一時は優勝争いから脱落かと思われたが、8番から3連続バーディを奪うと一気に復活、勝負はガルシア、ミケルソン、キム、ビジェイガスの4人に絞られた。
勝負どころとなったのは17番パー4。ビジェイガスは、アグレッシブに攻めてピン上3.5メートルにつけると、これを強気に打ってど真ん中から沈めバーディ。ガルシアを捉えて通算7アンダーで先にホールアウトした。ミケルソンは16番をボギーとし、1打及ばず脱落。キムも14番のボギーが響いて1打足らずにプレーオフを逃した。
ガルシアは、最終18番で優勝をかけた6メートルのバーディパットがショート、ビジェイガスと7アンダーで並び勝負はプレーオフへ。
1ホール目は18番パー3、235ヤード。先に打ったビジェイガスはピン左6メートルにオン、しかし、ガルシアのティショットはグリーンを大きく右に外れて深いラフの中。アプローチもショートしてボギーとしたガルシアに対して、パーにまとめたビジェイガスが勝利を決めた。
コロンビア出身の26歳のビジェイガスは3週前にツアー初優勝を決めたばかりだが、コロンビアではすでに英雄だ。
「明日にでもコロンビアに戻って応援してくれたファンにお礼を言いたいのだが・・・。残念ながらボクは日本に行かなきゃならないんだ」
というビジェイガスは、今週は日本でコカコーラ・東海クラシックに参戦、日本のファンも大いに湧かせてくれるだろう。
負けたガルシアは、バークレーズに続くプレーオフ負けに、
「今日はまるで自分のスイングが信じられなかった・・」
と肩を落とした。
また、今田竜二は最終日に68をマークし、通算6オーバーの17位タイで大会を終えている。


